✒ 錬金術師体験 5
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
朝早くから覗きに来てくださり、有り難う御座います。
◎ 今回から【 薬屋のひとりごと 】OP「 アンビバレント 」を聴きながら物語を打ちます。
聴いてる曲が物語にどんな影響を与えるのか分かりません。
そろそろ力尽きて来たので、完結を考えています。
精霊魔法を使う所までは頑張って続けたいと思います。
錬金炉の上に置かれた錬金釜の中には、淡い紫色をした液体が入っている。
この液体は錬成をする上で必要不可欠な液体らしい。
この液体は純度100%の真水に魔法力を注いで作った “ 魔力水 ” と呼ばれる特殊な液体で──、飲むのは厳禁!
誤って飲んでしまったら、死にはしないけど魔力酔いをして1週間は寝たきりになってしまう割りと危険な液体なんだとか。
魔力水が誤って口に入らないように気を付けないといけないね!!
アタシは錬金台の上に広げた錬金術書を確認しながら、ケルマ薬に必要な素材を正しい順番で錬金釜の中へ入れて行く。
素材は錬成に力を貸してくれる妖精さん,精霊さんへの貢ぎ物だから、取扱いは丁寧に!
1つ1つ手に取った素材に付いてる埃や汚れを丁寧に払って、欠けてる箇所が無いか確認もして、品質のチェックも忘れない。
錬金釜の中へ素材を放り込むなんて乱暴な入れ方は御法度!
液体の上に浮かせるようにソッ──と静かに入れて、素材が自然に液体の中へ沈むようにする。
時間は掛かるけど、蔑ろにしたらいけない大事な作業──ううん、これはもう儀式だね。
ヘケナの実 ×5,ケスケラの葉 ×5,マーチンの花 ×3,ガンケの粉 ×3,ケサルゴの実 ×5──。
★1の素材──5種類を必要数入れ終わったら、錬金棒を使って液体をゆっくりと慎重且つ丁寧に掻き回す。
姿は見えないけど、錬成を成功に導いてくれる妖精さん,精霊さんに想いを馳せながら──、真心を込めながら静かに掻き回す。
暫くすると液体の色が変化して来る。
淡い紫色だった魔力水の色が徐々に緑色に変化した。
マルチェントティスナ
「 おっ、良い感じだな。
満遍なく素材が混ざり合っているぞ 」
精霊皇シス
〔 順調だぞ。
このまま続けると黄色へ変化し、最後には白色になるぞ。
それまで頑張って掻き回すのだ 〕
レミィンダティナ
「 結構…大変なんだね…… 」
マルチェントティスナ
「 慣れる迄はな。
最低でも基礎体力を上げる必要は有るな。
腕の筋肉は付くぞ★ 」
レミィンダティナ
「 えぇ~~~~聞いてないよぉ…… 」
緑色の魔力水の色が黄色に変わる。
根気良く掻き回し続けていると魔力水の色が白色に変わった。
レミィンダティナ
「 白色になった! 」
マルチェントティスナ
「 錬金棒を出すんだ。
此処からは錬金棒は使わないからな 」
レミィンダティナ
「 うん! 」
アタシは錬金釜から錬金棒を出す。
これからどうするのかと思ったら、微精霊のキノコン達が白色の魔力水の中へ次々と飛び込んで行く。
レミィンダティナ
「 えぇぇぇぇぇぇっ!?
微精霊さん達が魔力水の中に入ってく!?
どうしてぇ!? 」
精霊皇シス
〔 錬成を成功させる為に力を貸しているんだ 〕
レミィンダティナ
「 力を借りるって──妖精さん,精霊さんを “ 犠牲にする ” って事なの!? 」
精霊皇シス
〔 その為に生み出した微精霊だぞ。
驚く事ではない 〕
レミィンダティナ
「 驚くよぉ!!
妖精さん,精霊さんを犠牲にして錬成を成功させるなんて──、錬金術ってアタシが思ってたのと違うよぉ!
エグいよぉ~~~~ 」
マルチェントティスナ
「 成る程な──。
錬金術が成功する仕組みが判明した訳か……。
魔力水に飛び込んだ微精霊──妖精,精霊様はどうなるんだ?
消滅してしまうのか? 」
精霊皇シス
〔 消滅はしないな。
妖精,精霊に関しては時間が経てば復活する。
但し、ボクが生み出した微精霊は魔力水に溶け込むから復活はしないな 〕
レミィンダティナ
「 そんなっ…………そんな事って………… 」
精霊皇シス
〔 悲しむ事はない。
錬成を成功させる糧となれるのだ。
微精霊達は本望なのだ。
見てみろ、白色の魔力水が凝縮して行くぞ 〕
レミィンダティナ
「 魔力水が凝縮される?? 」
マルチェントティスナ
「 初めての錬成は成功だな、レミィ!
流石、オレの義妹だ! 」
錬金釜から “ 何か ” が飛び出て来た!?
マルチェントティスナ
「 ★1のケルマ薬だ。
初めてにしては上出来じゃないか 」
レミィンダティナ
「 ……………………これがケルマ薬……。
微精霊さん達の尊い犠牲で錬成されたケルマ薬………… 」
精霊皇シス
〔 上手くいって良かったな!
次はマサラ薬だな。
マサラ薬に使う素材は──、ヤナナの実 ×7,ワイルの葉 ×5,カマミヤの葉 ×3,サミンミゴケ ×2,マンミミキノコ ×5の5種類だな。
早速── 〕
レミィンダティナ
「 待って!
アタシ…………微精霊さん達を犠牲して迄、錬成を成功させたくないっ!! 」
マルチェントティスナ
「 はぁ?
レミィ、そんな事、気にする必要は無いんだぞ 」
精霊皇シス
〔 レミィ様よ、ボクが生み出した微精霊の目的は、レミィ様の錬成を成功させる事だ。
犠牲になるのではなく、崇高なる役目を果たしているだけだ。
悲観する事はないんだが? 〕
レミィンダティナ
「 気にしちゃうよ!
どうやって錬成が成功するのか明確に知っちゃったんだよ?
続けられないよ…… 」
マルチェントティスナ
「 レミィ、泣くな。
分かったから。
錬成はしなくて良い 」
レミィンダティナ
「 良いの? 」
マルチェントティスナ
「 あぁ、構わないさ。
ステータスの職業欄に “ 錬金術師 ” が追加されただろうから今は良しとしよう 」
レミィンダティナ
「 ステータスの職業欄??
( ステータスに職業欄なんて有ったかな?
後でセフィに聞いてみようかな )」
取り敢えず、アタシは錬金術をしなくても良
アタシは我
マルチェントティスナ
「 錬成をしないなら、本格的に観光でも楽しむか!
≪ 都
お姉ちゃんとデートするぞ、レミィ
レミィンダティナ
「 デート? 」
マルチェントティスナ
「 その前
レミィンダティナ
「 えぇっ!? 」
そんな訳で、アタシはお姉ちゃん
お姉ちゃん
──*──*──*── 1階
──*──*──*── 衣装室
お姉ちゃん
何
お姉ちゃん
アタシ、お姉ちゃん
でも、微精霊
──*──*──*── デート
デートに相応
昼食
ハインツ
アタシはお姉ちゃん
良
良
アタシだって強くならないといけないのに、観光デートを楽しんでる場合じゃないよ!!
お姉ちゃん
レミィンダティナ
「 ──お姉ちゃん
お願いが有るの! 」
マルチェントティスナ
「 うん?
どうしたんだ、レミィ
次のデートスポットは《 野外劇場 》だぞ 」
レミィンダティナ
「 《 野外劇場 》には行きたいけど──。
アタシね、強くなりたいの!
強くならないといけないの!
アタシだって “ お姉ちゃん ” だもん。
義弟
アタシも頑張りたい。
アタシも怪物
マルチェントティスナ
「 体
当然の事なんだから、女の子のレミィ
眷属の野郎
レミィ
レミィンダティナ
「 それは……女性差別だよ。
≪ ノクターム大陸 ≫が男
だけど……女の子だって、頑張りたいよ!
守られてばっかりじゃなくて、強くなる為に自分に出来る努力をしたいの!
アタシは……守られるのが当然な立場の…お姫様じゃないよ!! 」
アタシは “ 救世主 ” の1人として異世界召喚されたんだ。
Eランクで無属性の救世主だけど……。
それでも、暢気に観光デートを楽しんでる立場じゃないんだ。
マルチェントティスナ
「 …………………………何
レミィンダティナ
「 …………天使でもないから… 」
マルチェントティスナ
「 レミィ
レミィンダティナ
「 洞窟の戦闘で見た時
マルチェントティスナ
「 68だと?!
結構、高いじゃないか。
そうだな、まぁ…68も有れば大丈夫かもな 」
レミィンダティナ
「 本
マルチェントティスナ
「 LV
セフィ様と契約してるなら、怪我はしても死にはしないだろう。
分かったよ、レミィ
日が暮れる迄は時間が有るからな。
《 フィールド 》に出
レミィンダティナ
「 うん!
有
という訳で、アタシはお姉ちゃん
≪ 都
沢山の怪物




