✒ 錬金術師体験 3
──*──*──*── 扉の奥
怪物を倒した後──、お姉ちゃんが立派な扉を開けると、奥は広々としていた。
[ 広間 ]って言っても良いかも知れないね。
[ 広間 ]には沢山の檻が設置されている。
その檻の中には怪物や魔物が入れられていた!!
犬とか猫じゃ無いんだから、怪物や魔物を檻に入れるとか何考えてるの?!
レミィンダティナ
「 これって──。
こんな事するなんて、絶対に悪人だよ!!
ワンコ好きのアタシとしては許せないかな!
セフィ── 」
マルチェントティスナ
「 これは──この首輪は特殊なヤツだな。
怪物,魔物の能力を封じる首輪だぞ。
十中八九悪い奴だな。
裏社会と関わりが有る奴かもな 」
レミィンダティナ
「 セフィ、助けられないかな。
変な首輪も外せない? 」
セフィ
〔 出来ますよ。
精霊達に任せましょう 〕
レミィンダティナ
「 有り難う、セフィ。
砂漠へ転移は止めて、セフィ。
関係者が居る筈だから、見せしめに使ってよ! 」
セフィ
〔 見せしめですか?
そうですね、精霊達に任せれば良いですよ。
悪者は反省しても止めません。
その為に “ 見せしめ ” は必要ですね 〕
レミィンダティナ
「 うん!
セフィと精霊さん達に任せるよ 」
セフィ
〔 任されました♪
精霊達はきちんと弁えて制裁を与えます 〕
マルチェントティスナ
「 セフィ様、それなら逸その事、首輪も一緒に返してやってはどうでしょう? 」
セフィ
〔 それは良い案ですね、マルチェントティスナ。
ではそのように計らいましょう 〕
レミィンダティナ
「 ねぇ、セフィ──。
この子達を解放しても、また捕まったりしないかな?
何とかして悪い人間達から守る事は出来ないかな? 」
セフィ
〔 そうですね──。
この森には湖が在りましたね 〕
マルチェントティスナ
「 在りますね。
動物達の憩いの場にもなっています 」
セフィ
〔 では人族のみ湖へ近付けないようにしてしまいましょうか 〕
レミィンダティナ
「 そんな事が出来るの? 」
セフィ
〔 幻惑魔法,幻覚魔法を使い、“ 迷わせの森 ” へ変えてしまうのです 〕
レミィンダティナ
「 迷わせの森………… 」
セフィ
〔 湖へ近付こうとすると魔法が発動し、森の入り口へ戻るようにします。
そうすれば、人族に捕まる事は無いですよ 〕
レミィンダティナ
「 うん!
お願いね、セフィ 」
セフィ
〔 森の湖へ転移させます。
“ 迷わせの森 ” へ変えるのは精霊達に任せます 〕
マルチェントティスナ
「 セフィ様、檻はどうしますか? 」
セフィ
〔 このまま放置するのは勿体無いですね 〕
レミィンダティナ
「( セフィ──、悪人に人権は無いんだから、何してもオールオッケーだと思うの。
真っ裸に剥いて、首輪を付けた悪人を檻に入れて、飢えてる怪物の≪ 集落 ≫にプレゼントしちゃおうよ )」
セフィ
〔 エイミ…… 〕
レミィンダティナ
「( えと…………駄目かな? )」
セフィ
〔 いいえ。
我はエイミの望みを叶えます。
実際、飢えに苦しむ怪物の≪ 集落 ≫は在ります。
精霊達に運ばせましょう 〕
レミィンダティナ
「( うん、有り難う。
これはお姉ちゃんには言わない方が良いよね? )」
セフィ
〔 そうですね。
内密に進めましょう 〕
マルチェントティスナ
「 レミィは檻をどうしたら良いと思うんだ? 」
レミィンダティナ
「 ふへ? 」
えぇっ…アタシに聞いちゃうの!?
レミィンダティナ
「 えぇと…………精霊さんにお任せかな?
こんなに沢山の檻なんて、どうにも出来ないし…… 」
マルチェントティスナ
「 まぁ、そうだな。
檻が空っぽなら、此処に出入りしている奴は驚くだろうな。
樽は全て運び出され、扉番の怪物は倒され、檻に入れていた怪物,魔物は1体残らず消えている。
檻の鍵は施錠されたままでだ 」
レミィンダティナ
「 ミステリー現象だね!
精霊の仕業って解るようにしたら、悪人も反省するかな? 」
マルチェントティスナ
「 “ 精霊様の悪戯 ” にするのか?
そうなると “ 虹色の羽根 ” を用意しないといけないぞ。
大金貨1000枚の価値がある “ 虹色の羽根 ” をだ 」
レミィンダティナ
「 そっか…………そうだよね。
逆に悪人達喜ばせる事になっちゃうよね……。
それは嫌だな…… 」
セフィ
〔 光の反射で “ 虹色の羽根 ” に見せる事は出来ますよ 〕
レミィンダティナ
「 え…そうなの? 」
セフィ
〔 使うのは小鳥の抜毛です。
其処等辺で山程集めれます。
檻の中へ1枚ずつ入れましょう。
倒した怪物の上に1枚、樽が置いてあった場所には樽と同じ枚数を残しましょう 〕
レミィンダティナ
「 “ なんちゃって虹色の羽根 ” を残して、糠喜びさせるんだね!
凄いよ、セフィ! 」
セフィ
〔 さぁ、此処から出ましょう。
樽はマルチェントティスナの《 魔術具店 》へ転送してます。
今から《 魔術具店 》へ2人を転移させます。
マルチェントティスナ、エイミを頼みますね。
我は用を済まさねばなりません 〕
マルチェントティスナ
「 レミィの事は、お任せください、セフィ様! 」
レミィンダティナ
「 セフィ…… 」
多分だけど、真っ裸に剥いた悪人を檻に入れて怪物の≪ 集落 ≫へプレゼントしに行くんだね。
レミィンダティナ
「( セフィ──。
抵抗するようなら四肢を切断しちゃっても良いと思うの。
今迄散々悪い事をして来た奴等だもん。
悪人には人権なんて必要ないからね! )」
セフィ
〔 勿論です。
エイミの希望通りにします。
悪人が溜め込んでいる宝は確り頂いて来ますね 〕
レミィンダティナ
「( うん!
掃除も出来て路銀の調達も出来て、一石二鳥だね★ )」
セフィ
〔 はい♪ 〕
セフィが転移魔法を使ってくれる。
アタシはセフィ




