──*──*──*── 客間
何か良く分からないけど、アタシとハインツは別の部屋に移る事になった。
移された[ 客間 ]には、茶菓子と紅茶が置かれた。
「 大人同士で大事な話をするから 」──って言われたけど、何の話をするんだろう?
セフィも[ 食堂 ]に残っちゃってるし。
取り敢えず、アタシはハインツハイベルツィウンツと一緒に紅茶を飲みながら、茶ちゃ菓が子しを食べる事にした。
──*──*──*── 食堂
マルチェントティスナ
「 ──成なる程ほど…………話はなしは大だい体たい分かった。
………………亜あ人じん族ぞくの領土に入はいるなら、アベルアイベルファイラ1人で守もりするのは無理だな。
それより──、LVレベル999まで上あげれるなら好都合だ。
人じん族ぞくの領土を出でる迄にレムダンレンディムダンテム,ディアスディリアディアズ,ハインツハイベルツィウンツにはLVレベル800以上を目め指ざして上あげてもらう。
最低でもそ・れ・ぐ・ら・い・無ければ、亜あ人じん族ぞくの領土で遭遇する怪物モンスター,魔物マタムトは倒せないからな 」
レンディムダンテム
「 そんなに亜あ人じん族ぞくの領土に出現する怪物モンスター,魔物マタムトは強いのか? 」
マルチェントティスナ
「 魔獣ジエンダ,悪魔デモン,魔族ディモムとも普通に遭遇する別世界だな。
超越トランセンド魔法マジックの壁が有るから、人じん族ぞくの領土は魔獣ジエンダ,悪魔デモン,魔族ディモムの脅威から守られているんだ。
超越トランセンド魔法マジックの壁が無くなれば、魔獣ジエンダ,悪魔デモン,魔族ディモムに蹂じゅう躙りんされて人じん族ぞくは絶滅するかも知れないな 」
ディリアディアズ
「 そんなに強いのか?
十じゅう分ぶんな準備が必要だな 」
レンディムダンテム
「 ハインツハイベルツィウンツを戦力に成長させるには最低でも7年は掛かるか 」
ディリアディアズ
「 7年も時間が有れば十じゅう分ぶんだろう。
やはり無理をしてでも≪ 迷宮都市セイガート ≫へ行くか? 」
アイベルファイラ
「 LVレベル上あげるには《 フィールド 》で戦うより≪ ダンジョン ≫の方ほうが手っ取り早ばやいですからね 」
マルチェントティスナ
「 暫しばらくはメンバーに入はいったハインツハイベルツィウンツを鍛える予定なのか? 」
アイベルファイラ
「 そうですね。
ソロで生いき残れる冒険者に育てたいですからね 」
マルチェントティスナ
「 なら、当分は≪ 都グロワナル ≫に滞在するんだな 」
アイベルファイラ
「 そうなりますね。
此処グロワナルでハインツハイベルツィウンツにはLVレベル50に上あげてほしいですね 」
レンディムダンテム
「 目標はディアスディリアディアズ,ハインツハイベルツィウンツ,テイナレミィンダティナの3人に3体のテムモンを合わせたパーティでCランクの依頼クエストを達成出来るようになる事にしたい。
ハインツハイベルツィウンツに経験を積ませたいし、テイナレミィンダティナには、テムモンと協力する戦闘を経験してほしい。
2人だけでは不安だから、ディアスディリアディアズに全体の動きを把握してもらい、2人のサポートをしてほしい──と考えている 」
ディリアディアズ
「 オレは構わないが、過保護な兄さんレンディムダンテムはそ・れ・で・良いいのか? 」
レンディムダンテム
「 俺はLVレベル上あげに専念したいんだ。
セフィにも言われているからな 」
アイベルファイラ
「 詳細な事情は分かりませんが、セフィ様が言われるならレムダンレンディムダンテムにはLVレベル上あげを優先してもらいましょう。
レムダンレンディムダンテムのLVレベルが上あがればパーティの安全度も上あがりますからね 」
マルチェントティスナ
「 セフィ様はレムダンレンディムダンテムに期待しているんだな 」
現在のマルチェントティスナダにはセフィ白狼神皇の姿は見えている。
レミィンダティナとハイベルツィウンツを[ 客間 ]へ移した後あと、マルチェントティスナの前まえにセフィ白狼神皇が姿を現あらわした。
セフィ白狼神皇の姿を見たマルチェントティスナは、有無を言わずレミィンダティナの眷属になる選択をした。
依ってマルチェントティスナにもセフィ白狼神皇の姿が見えるし、念話も出来るようになっている。
マルチェントティスナ
「 そう言えば、夜や間かんの《 フィールド 》では、テントを張って寝泊まりしてるのか? 」
アイベルファイラ
「 当たり前まえじゃないですか。
テントを張り、キャンプをしますよ 」
マルチェントティスナ
「 オレが旅に同行する以上、《 フィールド 》でのキャンプは禁止するからな!
持ち運びの出来るハウスを持ってるから、せめて寝泊まりはハウスの中でする事! 」
アイベルファイラ
「 調理は外そとでするんですか? 」
マルチェントティスナ
「 当然だろ。
6人用の[ 個室 ]を作る必要が有るんだぞ。
[ 厨房 ][ 食堂 ]なんて入いれれるか!
女の子が居いるからな、[ 浴室 ]も必要だろうし…… 」
セフィ
〔 寝泊まり用のハウスは良いいですね。
[ 個室 ]ではなく、2人用の[ 寝室 ]を3つ作れば余裕も出来るでしょう。
部屋分けはアイベルファイラとマルチェントティスナ,ディリアディアズとハイベルツィウンツ,レンディムダンテムとレミィンダティナにすれば良いいです。
[ 厨房 ][ 食堂 ][ 洗面脱衣室・浴室 ]を作れるでしょう。
無理ならば、《 魔術具店 》と《 ハウス寝泊まり用 》をゲートで繋げば良いいですし 〕
マルチェントティスナ
「 ゲート……ですか?? 」
セフィ
〔 特殊な魔法陣マジカルサークルを使い部屋と部屋を繋げるのです。
《 魔術具店 》から出でて買い出だしに行く事も可能です 〕
マルチェントティスナ
「 つまり≪ 都グロワナル ≫から遠く離れた場所に居いても、《 ハウス寝泊まり用 》のゲートを使えば、≪ 都グロワナル ≫に戻って来これると? 」
セフィ
〔 そうですね。
旅を続けながら[ 工房 ]も使えます 〕
マルチェントティスナ
「 是非、ゲートで繋げてください、セフィ様!!
必要な時ときに≪ 都グロワナル ≫へ戻り、食材や道具アイテムの調達が出来るのは強みになる!!
装備品ひんの修理も頼めるから、安心して旅も続けらる 」
アイベルファイラ
「 今迄よりも旅が快適になりますね。
寒さが厳しい時期に入はいるとキャンプも危険度を増しますからね 」
レンディムダンテム
「 不安要素を減らせるのは良いいと思う。
( セフィめ!
テイナレミィンダティナと同室にしてやるからLVレベルの譲じょう渡とを続けろ──という事だな…… )」
ディリアディアズ
「 今から《 冒険者ギルド 》へ行くのか? 」
アイベルファイラ
「 勿論、行きましょう。
≪ 都グロワナル ≫を出でる予定は7年後ごでも前まえ倒だおしになる可能性は十じゅう分ぶんに有ります。
今から各おの々おので旅立ちの準備を進めて行きましょう。
必要な物ものは、《 魔術具店 》に置かしてもらうとして── 」
マルチェントティスナ
「 勝手に決めるな!
[ 住じゅう居きょ ]の改装もしないといけないんだからな! 」
セフィ
〔 改装するなら精霊皇こうに協力させましょう。
精霊皇こうには暫しばらく[ 工房 ]に滞在させます。
マルチェントティスナは精霊皇こうと協力し、旅立だちに向けて錬成に励はげんでください 〕
マルチェントティスナ
「 有あり難がとう御座います!! 」
アイベルファイラ
「 セフィ様、“ 精霊皇こう ” とは何なに者ものですか?
初めて聞くのですが── 」
セフィ
〔 精霊皇こうは11体の精霊王を統轄する精霊です。
精霊王には虹精霊王セロフィート,聖精霊王ポワトゥリウヌ,魔精霊王カラミセルア,闇精霊王ダームネイス,光精霊王レムライト,氷精霊王アイスドリーノ,雷精霊王ヴォルンジヲ,土精霊王ノードムド,火精霊王イフルリード,風精霊王シィルフィート,水精霊王ウンディレーネの11体が存在しています。
火精霊王イフルリード,風精霊王シィルフィート,水精霊王ウンディレーネの3体を総括する光精霊王レムライト──。
氷精霊王アイスドリーノ,雷精霊王ヴォルンジヲ,土精霊王ノードムドの3体を総括する闇精霊王ダームネイス──。
火精霊王イフルリード,風精霊王シィルフィート,水精霊王ウンディレーネ,光精霊王レムライトの4体を総轄する聖精霊王ポワトゥリウヌ──。
氷精霊王アイスドリーノ,雷精霊王ヴォルンジヲ,土精霊王ノードムド,闇精霊王ダームネイスの4体を総轄する魔精霊王カラミセルア──。
10体の精霊王を統括する虹精霊王セロフィート──。
その11体を統轄する存在が精霊皇こうとなります。
精霊皇こうは1体で11属性の精霊魔法を扱う事の出来る存在です。
精霊皇こうの存在はエイミには伝えないようにしてください。
驚かせないので★ 〕
レンディムダンテム
「 そんな凄い存在に錬金術の手伝いをさせるのか? 」
セフィ
〔 錬金術師が錬成を成功させる秘訣は、妖精若もしくは精霊に力ちからを借りれるか否いなかです。
成功率が大きく左右される原因ですね。
とは言え、人じん族ぞくには妖精,精霊が見えませんし、存在を感じる事が出来ませんから、力ちからを借りなければ “ 錬成が成功しない ” 事実を知らないのです。
錬金術師が錬成する為に集める素材は、力ちからを借りる為に必要な “ 貢みつぎ物もの ” という事になります。
とは言え、質しつの悪わるい素材を使えば、出来の悪い物ものが出来たり、失敗したりしますよ。
“ 貢みつぎ物もの ” ですから、必ず良品質の素材を使う事が必須です 〕
ディリアディアズ
「 錬金術も難むずかしいんだな 」
セフィ
〔 精霊皇こうの名前は、シスです。
シス精霊皇と上う手まく付き合ってください。
──エイミとハイベルツィウンツを呼んで《 冒険者ギルド 》へ向かいましょう 〕
アイベルファイラ
「 分かりました、セフィ様! 」
アイベルファイラは[ 客間 ]へ向かうと、鍵を解錠してドアを開あけた。