⭕ 精霊さん、全員集合★
セフィ
〔( エイミが助けたのは稀少で珍しい怪物ですし、このまま逃がしてしまうのは勿体無い相手です。
野生に返してしまえば、何時かは冒険者に討伐されてしまうでしょう。
エイミには内緒で、使役契約させてしまいましょう。
エイミが無属性で良かったです。
テイマーデビューですね、エイミ♪ )〕
結界の中へ怪我をした怪物の親子を招き入れたセフィは、保護した怪物親子が負った傷を精霊魔法で癒した。
怪物の親子の周囲には、各属性の精霊王が集まっている。
セフィ
〔 エイミがパンケーキを食べている間に済ませてしまいましょう 〕
精霊王:光精霊
〔 白狼神皇様──、本当に異世界人と使役契約させるのですか? 〕
精霊王:水精霊
〔 光精霊、反対するのですか?
白狼神皇様が主人様と認められた御方ですよ 〕
精霊王:土精霊
〔 水精霊の言う通りだよぉ~~。
同族の冒険者達よりも怪物親子を助けるなんて変わった子で面白いよぉ~~ 〕
精霊王:光精霊
〔 土精霊、そのふざけた口調を止めろ。
不愉快でならない 〕
精霊王:風精霊
〔 あのねぇ、喧嘩なら他所でやってよね。
ワタシは気に入ってるわよ。
救世主様の事! 〕
精霊王:氷精霊
〔 風精霊は素直だな。
ボクも救世主様、嫌いじゃない 〕
精霊王:光精霊
〔 好き嫌いの問題ではなくて── 〕
精霊王:火精霊
〔 救世主様の何が気に入らぬのだ?
可愛いではないか!
可愛いではないかぁ~~ (*≧з≦)♥️ 〕
精霊王:雷精霊
〔 火精霊、何故2回も言う必要が? 〕
精霊王:火精霊
〔 雷精霊よ、ワシはなぁ、何度だって言うぞ★ 〕
精霊王:光精霊
〔 闇精霊!
黙ってないで何か言う事は無いのか? 〕
精霊王:闇精霊
〔 …………………………眠い…… 〕
精霊王:光精霊
〔 寝るな! 〕
セフィ
〔 お前達が揃うと賑やかになりますね。
( エイミにも精霊王達の姿が見えたら良いのに── )
お喋りは中断して、使役契約を始めましょう。
エイミの職業欄に “ テイマー ” と “ 怪物使い ” が追加されます 〕
精霊王:風精霊
〔 魔物が居れば、“ 魔物使い ” も追加されますね! 〕
精霊王:氷精霊
〔 魔物ならボクが連れて来るけど?
そうだなぁ~~、グレックガホースなんて良いんじゃないかな? 〕
精霊王:水精霊
〔 馬系の魔物ですね。
どうせなら、調教も体験させたいですよね?
幼馬にしましょう 〕
精霊王:雷精霊
〔 氷精霊に任せると氷漬けの状態で来る事になるが良いのか? 〕
精霊王:火精霊
〔 心配するな、雷精霊よ。
ワシが氷を溶かしてやる!
死にはせんさ 〕
セフィ
〔 グレックガホースの幼馬ですか。
良いですね。
調教もしつつ乗馬も体験させる事も出来ます。
氷精霊、★5のグレックガホースを連れて来なさい 〕
精霊王:氷精霊
〔 お任せください!
白狼神皇様! 〕
セフィ
〔 これより怪物親子をエイミと使役契約させ、テムモンにします 〕
精霊王である闇精霊,光精霊,氷精霊,雷精霊,土精霊,火精霊,風精霊,水精霊の8体は、順々に精霊魔法を発動する。
8体の精霊王の精霊魔法を1ヵ所に集めたセフィは、精霊神から授かった祝福,守護力,加護力を使い、主人の梳屶惠美と怪物親子の使役契約を強制的に結んだ。
セフィ
〔 これで、この怪物親子は精霊神様の庇護下に入りました。
エイミが飼い主となった事で、人族に襲われる心配も無くなります。
これからは安心して子育てに専念が出来ますよ 〕
セフィは親怪物の体を優しく撫でる。
親怪物の険しい目から涙が伝う。
この涙が嬉し涙なのか、屈辱の涙なのか──、それはセフィにも精霊王達にも分からない。
セフィ
〔 これからは人族に襲われる怪物親子,魔物親子を見掛けたら、優先的に助けなさい。
怪物,魔物からタマゴを奪おうとする冒険者もです。
エイミが望んだ願いを叶えるのです。
人族の生死は問いません。
お前達の好きにして構いませんよ 〕
精霊王:光精霊
〔 随分と寛大ですね、白狼神皇様。
怪物親子,魔物親子を襲う人族、タマゴを奪おうとする人族の死体を上空から≪ 町 ≫へ落下させても構いませんか? 〕
セフィ
〔 勿論ですよ。
エイミは言いました。
怪物親子,魔物親子を襲う,タマゴを奪う行為は非道徳的,非人道的な恥ずべき愚行だと──。
上空から死体を降らせ、人族に恐怖を与えるのも自由です 〕
精霊王:土精霊
〔 ボクはねぇ~~~~、串刺しにしてぇ~~、帰りを待つ家族へプレゼントフォー・ユーしちゃうよぉ~~ 〕
精霊王:闇精霊
〔 病を発現させた状態で帰す……。
死ぬまで苦痛を味合わせて苦しませる…… 〕
精霊王:水精霊
〔 あらあらあら、闇精霊は優しいのですね。
ワタシは何をしようかしら? 〕
精霊王:風精霊
〔 アタシはね、絞ったボロ雑巾みたい身体を捻らせてぇ~~ 〕
精霊王:雷精霊
〔 感電死させるしか思い付かないな── 〕
精霊王:火精霊
〔 ワシも黒焦げに焼くぐらいしか思い付かんなぁ~~ 〕
精霊王:風精霊
〔 黒焦げって……。
消し炭の間違いじゃないの? 〕
精霊王達が楽しそうに話している中、氷精霊はパッと姿を消し、グレックガホースの幼馬を捕まえに行った。
暫くすると氷精霊が氷漬けにしたグレックガホースの幼馬を連れて戻って来た。
火精霊の精霊魔法に依って、氷は溶かされ、グレックガホースの幼馬が息を吹き返した。
精霊王である闇精霊,光精霊,氷精霊,雷精霊,土精霊,火精霊,風精霊,水精霊の8体は、順々に精霊魔法を発動する。
8体の精霊王の精霊魔法を1ヵ所に集めたセフィは、精霊神から授かった祝福,守護力,加護力を使い、8体の精霊王達と共に魔物のグレックガホースの幼馬を主人の梳屶惠美と使役契約を強制的に結び、テムモンにした。
これに依って、梳屶惠美の職業には、テイマー,怪物使い,魔物使い,調教師,騎手の5つが加わった。
然し、自分の職業が勝手に増えた事を梳屶惠美が知るのは、LVが50に到達してからの事である。
その為には、是非ともクレイス・セイクラント・エルシムグレオには頑張って励んでもらう必要が有る。
梳屶惠美がLV50となる日は、果たして来るのだろうか??
◎ 訂正しました。
ウンディレーネ ─→ 水精霊




