表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/61

⭕ 実践訓練  5


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── フィールド


 昨日きのうとは違うパーティメンバーで怪物モンスター魔物マタムトと戦闘をする。


 今日きょうも戦闘にはいるとゲージと属性が見える。


 ゲージと属性が分からない怪物モンスター魔物マタムトと遭遇する事も無くなってた。


 なん怪物モンスター魔物マタムトの属性が分かるのか──、魔法マジックを使える使えないが分かるのか──、いろ(いろ)と聞かれるけど、アタシは知らぬ存ぜぬをつらぬとおした。


 だって、アタシにも分からないんだもん!


 分からないから「 分からない 」って言うしかない。


 戦闘を繰り返すうちに、()()ゲージがピカピカとひかすと、怪物モンスター魔物マタムト魔法マジックを唱え始める合図って事がわかった。


 ()()ゲージがピカピカとひかすと、怪物モンスター魔物マタムトが技を繰りす為のめを始めた合図って事もわかった。


 怪物モンスター魔物マタムトの名前も分かるようになって──、「 ◯◯◯◯が魔法マジックを使おうとしてるよ! 」とか「 ◯◯◯◯が技を使おうとしてる! 」って教える事も出来るようになった。


 「 ◯◯◯◯は◯属性だよ! 」とか「 ◯◯◯◯は魔法マジックが使えるよ! 」とか「 ◯◯◯◯は魔法マジックが使えないよ! 」とか「 ◯◯◯◯は魔法マジックと技が使えるよ! 」とか詳しく教える事が出来るようになったから、回復道具アイテムの消費がおおはばに減らるようになった。


 アタシの言葉を信じて、ぐに行動してくれるメンバーの怪物モンスター魔物マタムトから受ける攻撃も減らせるようになった。


 先手必勝ほうく行って、戦いかたさまになってて、パーティメンバーで連携技をす余裕もた。


 ほかのパーティメンバーは戦闘に苦戦しているみたい。


 ちなみにだけど、アタシの事を “ Eランクの役立たず救世主 ” って呼んでいた男子や女子はバツが悪そうな顔をして、アタシと目を合わそうともしないでけている。


 アタシのサポートが予想以上に役に立ってるって事だね!


 一旦、休憩する事になって、魔法師の元へ戻る。


 魔法陣の中で立っているクレイスさんの周囲は安全圏だから、休憩したいパーティが集まっている。


 水分補給をしているアタシにセフィ(白狼神フェンリル)が念話で話し掛けてた。


梳屶惠美

「( どうしたの、セフィ? )」


セフィ

主人あるじ様にたずねられた “ ゲージと属性が見える ” 件について理由が分かりましたので── 〕


梳屶惠美

「( ほんと!

   かったぁ♪

   それで結果は? )」


セフィ

主人あるじ様の身に起きている現象は、じゅうしんの末裔であるわれと従魔契約をした事で得られた “ 特典 ” だと惑星神様キャスラビィから教えられました。

  今の所、主人あるじ様だけが得られている能力ちからです。

  誰にも知られぬほういでしょう 〕


梳屶惠美

「( 特典??

   ほかにはないんだ……。

   セフィとアタシが従魔契約してるのは内緒だもんね!

   どうやって誤魔化そう……。

   “ 無属性だから ” って事にしたら、アタシ以外の無属性の救世主が使えなかったら怪しまれちゃうよね?

   ずっと知られぬ存ぜぬでとおせるかな? )」


セフィ

とおすのはむずかしいかと。

  救世主から支援者をしている王族,貴族の耳にはいるやも知れません。

  そうなれば、騎士,魔法師,神官,国王の耳にも届くやも知れません 〕


梳屶惠美

「( それは一寸ちょっとまずいよね……。

   今までさん(ざん)ぞんざいな扱いしやがった王様に目を付けられたくないし、利用もされたくないもん。

   実戦訓練のあとは本格的にパーティを組むんだよね?

   そのあとは《 ダンジョン 》にもぐって救世主LVレベルげるんだっけ? )」


セフィ

〔 精霊達の情報では──。

  《 ダンジョン 》はLVレベルげ易く、レアな道具アイテムやレアな素材のにゅうしゅが出来ます。

  LVレベルげたい冒険者や稼ぎたい冒険者にはにんの穴場です。

  救世主が戦力となる迄は《 ダンジョン 》へもぐり攻略をす事になるでしょう。

  現在の救世主達ではかんに出現する怪物モンスター魔物マタムトは倒せませんし…… 〕


梳屶惠美

「( そうなの?

   かんに遭遇する怪物モンスター魔物マタムトって強いの?? )」


セフィ

LVレベルけたのクレイスなら楽勝です。

  LVレベル50以下の騎士団,冒険者は倒すのに苦労します 〕


梳屶惠美

「( えぇ!?

   LVレベル50も有るのに? )」


セフィ

〔 それだけ、かんの《 フィールド 》は危険という事です。

  ねん(ねん)かんは危なくなっています。

  怪物モンスターけ,魔物マタムトけの魔法マジック道具アイテムを身に付けていなければ、いのちりになります。

  昔はテントを張って寝泊まりが出来る《 フィールド 》でした 〕


梳屶惠美

「( そうなんだ。

   昔って、どのくらいまえなの? )」


セフィ

〔 約70年まえです 〕


梳屶惠美

「( 70年まえ!?

   ………………まるで危険地帯だね……。

   でもさ、なんでセフィはクレイスさんのLVレベルが分かるの?

   ステータスってガッツリ個人情報だと思うんだけど? )」


セフィ

〔 精霊魔法には “ 鑑定 ” が有ります。

  鑑定魔法を使えば好きなだけ個人情報を盗み見る事が出来てしまうのです。

  過去のおこないもすみ(ずみ)までせき()に♪ 〕


梳屶惠美

「( へ…へぇ……鑑定魔法ってすごいね……。

   過去のあくまで…………こわいけど、便利かも。

   一般的なぜんにんあくにんかって分かるんだもんね )」


セフィ

〔 精霊達が調べてくれますから、われが使う事はめっに無い魔法マジックです 〕


梳屶惠美

「( そうなんだ。

   ──がたい “ 特典 ” についてなんだけど、怪物モンスター魔物マタムトの名前も分かるんだ。

   だけどLVレベルは分からないんだよね。

   ()()()()()()()()の数値も分からないし──。

   あっ、でもねパーティメンバーのLVレベルは見えてるよ。

   ()()()()()()()()の数値は見えないけどね )」


セフィ

〔 そうなのですか? 〕


梳屶惠美

「( うん。

   まぁ、数値が分からなくても困りはしないと思うけど。

   ゲージのまんなかを過ぎるといろが変わって教えてくれるし )」


セフィ

〔 便利なのですね 〕


梳屶惠美

「( えへへ(////)

   この “ 特典 ” の戦えないアタシも役に立てる事が出来てるから嬉しいんだ。

   でも活躍をしたら、目を付けられちゃうなら休憩はどうしよう…… )」


セフィ

主人あるじ様、こんは《 城下町 》へは戻らず、≪ 王都ケンレイクバ ≫をましょう 〕


梳屶惠美

「( え?

   ≪ おお ≫をる??

   《 城下町 》に戻る馬車に乗らずに? )」


セフィ

〔 そうですね。

  今回もクレイスが馬車を用意してくれる筈です。

  ですが、その馬車には乗らず、このまま≪ 王都ケンレイクバ ≫から離れましょう。

  精霊達にのうを発生させます。

  のうまぎれて行方をのです 〕


梳屶惠美

「( そんな事して、追われたりしないのかな? )」


セフィ

〔 その心配は無いですよ。

  近くの《 ダンジョン 》でスタンピードを発生させますからね 〕


梳屶惠美

「( スタンピード??

   なんか聞いた事の有る単語なんだけど…… )」


セフィ

〔 《 ダンジョン 》の最深部にっている魔獣ジエンダを転移させ、≪ 王都ケンレイクバ ≫を襲わせます。

   騒ぎと混乱の中でわざ(わざ)主人あるじ様を探す者はません 〕


梳屶惠美

「( たしかにぃ~~。

   それもそうだね。

   役立たずって事で隔離されてるくらいだもんね!

   でもでもでも、魔獣ジエンダに≪ 王都ケンレイクバ ≫を襲わせたら、怪我人とか死者とかちゃうんじゃないの? )」


セフィ

〔 些細な事です。

  気にされないでください。

  主人あるじ様は避難する事だけを考えてください 〕


梳屶惠美

「( えぇ…………。

   なるべく被害者をさないようにしてほしいな。

   あとね、アタシがげたって事がバレないように、アタシの死体とか用意は出来ないかな?

   アタシが魔獣ジエンダの襲撃に巻き込まれて “ 死んだ ” って事にしちゃえば、探されなくても済むと思うんだよね。

   出来ないかな? )」


セフィ

さといですね、主人あるじ様。

  分かりました。

  主人あるじ様の死体は精霊達に用意させます。

  主人あるじ様にはのうが発生したら、たびびとの服に着替えて頂きますね。

  主人あるじ様の衣服を着た死体を作ります 〕


梳屶惠美

「( がとう、セフィ!

   いよいよ≪ 王都ケンレイクバ ≫として冒険の旅にれるんだね!

   一寸ちょっと不安だけど、ワクワクしてちゃった(////))」


セフィ

主人あるじ様が使っていた部屋は、精霊が粗末な室内に戻してくれます。

  ほうもつの金銀財宝も精霊が拝借してくれます。

  路銀には困りません 〕


梳屶惠美

「( そうだね……。

   あ…そうだ。

   くしてくれたクレイスさんには伝えるの?

   騎士団は国王の犬だから黙って行くの? )」


セフィ

〔 クレイスには同行してもらいます。

  主人あるじ様は戦えませんし、実体化の出来ないわれも戦えませんから 〕


梳屶惠美

「( マジで??

   怪物モンスター魔物マタムトけてくれるクレイスさんがてくれたらこころづよいのはたしかだけど──、クレイスさんはノクタルルド公国近衛騎士団第2騎士団団員長だよ。

   大丈夫なの? )」


セフィ

ついでにクレイスの死体も精霊に用意させますから、なくなっても疑われません 〕


梳屶惠美

「( クレイスさんまで死んだ事にしちゃうの?

   いのかなぁ…… )」


セフィ

〔 勿論です。

  クレイスは主人あるじ様の専属騎士として眷属契約をしてもらいましたから 〕


梳屶惠美

「( ん?

   眷属契約??

   アタシ専属の騎士ぃ? )」


セフィ

〔 旅をする為に必要な準備も整えてくれています 〕


梳屶惠美

「( アタシが知らなかっただけで、おぜんては済んでるって事だね。

   セフィってば抜け目がないね。

   凄いよ )」


セフィ

〔 お褒めに預かり光栄です(////)〕


 なん事になっちゃった。


 セフィが立ててくれた計画って、そっきょうだよねぇ?


 く行くのかな?


 まぁ、精霊さんも手伝ってくれるみたいだし、大丈夫なのかな??


 休憩が終わった。


 後半の実践訓練も頑張らないとね!

◎ 訂正しました。

  恐いけど、─→ こわいけど、

  ゲージのなんなか ─→ ゲージのまんなか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ