✒ 惑星キャスラビィ
英雄,勇者,救世主,聖女…等々、世界を救う旅を通し、世の為,人の為に多大なる貢献をした者達の魂の欠片が、“ 小霙霊 ” になる仕組まれた世界が舞台となる──。
小霙霊はランクアップを繰り返し、霙霊神になると小妖精へとクラスチェンジを果たす。
小妖精はランクアップを繰り返し、妖精神になると小聖霊へとクラスチェンジを果たす。
小聖霊はランクアップを繰り返し、聖霊神になると小精霊へとクラスチェンジを果たす。
小精霊はランクアップを繰り返し、精霊神になると小神へとクラスチェンジを果たす。
小神はランクアップを繰り返し、大神になると名前を与えられた “ 神様 ” へとクラスチェンジを果たす。
名前を得た “ 神様 ” は、宇宙を運営する大いなる主宰者である神佛より、生命が生まれる惑星を与えられる。
惑星の管理者を任せられる事で、“ 惑星神 ” へとクラスチェンジを果たす。
惑星神には神佛より、課せられた使命が有る。
惑星には寿命が有り、神佛により定められた寿命を全うさせる事である。
惑星神になると、実体化が出来るようにもなり、調停神 & 選定神として惑星に干渉を出来る権限も得る。
自身も干渉は出来るが、惑星は大きい為、1人では管理するのは難しく困難である。
その為、100年に1度、惑星神が集う【 惑星神の集い 】が開催され、新人の惑星神からベテランの惑星神が宇宙の1ヵ所へ集い、情報交換が出来るようになっている。
惑星には幾度も試練が用意されている為、惑星神の能力が試される。
惑星の試練は惑星神の抜き打ちテストのようなモノである。
ベテラン惑星神からのアドバイスやヒントは新人惑星神の助けになる為、新人惑星神は必ず【 惑星神の集い 】への参加が義務付けられている。
小霙霊 ─→ 中霙霊 ─→ 大霙霊 ─→ 霙霊王 ─→ 霙霊神 ─→ 小妖精 ─→ 中妖精 ─→ 大妖精 ─→ 妖精王 ─→ 妖精神 ─→ 小聖霊 ─→ 中聖霊 ─→ 大聖霊 ─→ 聖霊王 ─→ 聖霊神 ─→ 小精霊 ─→ 中精霊 ─→ 大精霊 ─→ 精霊王 ─→ 精霊神 ─→ 小神 ─→ 中神 ─→ 大神 ─→ 神様 ─→ 惑星神
惑星神は海しかない惑星に大地震を起こさせ、幾つかの大陸を誕生させる。
自分の方便身を大陸の管理者として配置し、“ 大陸神,信仰神 ” として、陸民達が信仰する依拠とした。
霙霊神,妖精神,聖霊神,精霊神を生み出すと、惑星に寿命を全うさせる為に必要不可欠な役割を与えた。
惑星神から生み出され、重要な役目,任務を与えられた霙霊神,妖精神,聖霊神,精霊神は、自身の眷属となる獣神を生み出した。
4体の獣神は各々の能力を結集させ、獣族,獣人族,人獣族,人族を誕生させた。
獣族,獣人族,人獣族,人族は、惑星神の方便身を “ 大陸神,信仰神 ” として崇め奉り、信仰の依拠とした。
最初の数百年間は、獣族,獣人族,人獣族,人族も種族間の差別,偏見も無く仲良く暮らしていたが、時代が変わるに連れて種族間の考え方,捉え方,見方が変化して来た。
種族間の偏見や差別が見られるようになり、些細な小競り合いが争いへと発展し、何時しか種族間を否定する戦争が勃発した。
これも惑星に起こる試練なのか──。
多種族同士の戦争を止めさせる為に、種族達には平等に領土を分け与える事にした。
互いの領土へ侵攻,侵略…等が出来ないようにと超越魔法で透明な壁を作り、干渉が出来ないようにした。
十分な領土を与えて隔離をした事で、他種族間での小競り合い,争い,戦争は起こらなくなり、平和な時代が再び訪れた。
然し、それも数百年程度の事であり、同種族内での差別,偏見,小競り合い,争いが起こり始め、最終的には血で血を洗う内乱へと発展した。
これも惑星に起こる試練なのか──。
戦闘能力の弱い種族は、強い種族に取り込まれ、奴隷という身分が生まれた。
それにより身分制度が生まれ、領土を治める統治者が現れた。
優れた統治者は同種族から志を持つ同士を集め、醜い内戦を終焉へと導いた。
統治者と仲間達の献身的な貢献により、領土に平和が再び訪れる。
内戦の鎮圧に貢献した功績により、統治者から高い身分を与えられた仲間達は、広大な領土を管理し易いようにと≪ 国 ≫を作る事にした。
領土を≪ 国 ≫とし、≪ 国 ≫の中心部に≪ 王都 ≫を作り、幾つかの≪ 都 ≫を作り、管理し易くした。
更には≪ 街 ≫≪ 町 ≫≪ 村 ≫≪ 村落 ≫≪ 部落 ≫≪ 集落 ≫を作り、管理をし易くしていった。
≪ 王都 ≫≪ 都 ≫≪ 街 ≫≪ 町 ≫≪ 村 ≫≪ 村落 ≫≪ 部落 ≫≪ 集落 ≫を管理する為の中枢部として、大陸神の教えを信仰し、大自然の法則を學ぶ為の宗教を利用し、≪ 王都 ≫に《 大神殿 》を建設、≪ 都 ≫に《 中神殿 》を建設、≪ 街 ≫に《 小神殿 》を建設、≪ 町 ≫に《 大教会 》を建設、≪ 村 ≫に《 中教会 》を建設、≪ 村落 ≫≪ 部落 ≫≪ 集落 ≫には《 小教会 》を建設した。
《 神殿 》へ帰属し、大陸神に遣え、大陸神の教えを活かし奉仕する信徒を “ 神職者 ” として役職を与えた。
《 教会 》へ帰属し、大陸神に遣え、大陸神の教えを活かし奉仕する信徒を “ 聖職者 ” として役職を与えた。
神職者,聖職者の中にも役職を作り、ランクアップをすると出世が出来るように定め、教会勤めの聖職者が神殿勤めの神職者へクラスチェンジが出来るように改正もされる。
神職者が法教皇へクラスチェンジが出来るようにもなった。
法教皇の存在が、大陸神の教えを自分の都合の良い方向へ解釈し、布教するようになり、正しい大陸神の教えが捻曲げられ、過った教えが拡がるようになった。
神職者,聖職者の中から不正や横領,悪事に手を出し、権力や財力で揉み消すようになり、腐敗して行った。
末端の信者達は、法教皇,神職者,聖職者達の素晴らしい外面の良さに騙され、“ 正しい ” と信じていた。
信者に負担の無い寄附だったモノが、強制的な御布施へと変更されても、信者達は不満を抱く事もなく、貧しい《 神殿 》や《 教会 》の為に貢献心を駆り立てられなけなしの生活費を御布施として貢ぐように洗脳されていた。
法教皇の腐敗から始まり、王族にも腐敗が弘まる。
国王の側近達も堕ち、とうとう国王までも堕ちてしまう。
国王が狂えば、方針も狂う。
何とかして超越魔法の透明な壁を破壊し、他種族の領土へ侵攻が出来ないかと考えるようになった。
超越魔法で作られた透明な壁を使い国土から国民を出られないようにして支配をしている存在に目を向け始める。
やがて、4体存在しているとされる獣神を対象とした “ 獣神狩り ” が国内で始まる。
“ 獣神狩り ” の次は獣神を生み出した霙霊神,妖精神,聖霊神,精霊神を敵だと位置付け、悪魔として貶め、混沌に蠢く魔王の配下として悪役に仕立て上げた。
獣神は “ 魔獣 ” へと堕とされ、大陸神を裏切り、魔王へ下った霙霊神,妖精神,聖霊神,精霊神の眷属として布教されていった。
これも惑星に起こる試練なのか──。
惑星神は頭を抱えて悩みに悩んだ。
【 惑星神の集い 】に参加して、新人惑星神達との情報共有をしたり、その中からヒントを得たり、ベテラン惑星神からアドバイスをもらったりして、試行錯誤しているが、どうにも上手く行かない。
陸民達の小競り合いは、意外にも “ 惑星あるある ” らしく、「 また始まったぁ~~ 」と軽く流して放っとけば、勝手に終わるらしい。
中には楽しんで高見の見物を決め込んだり、干渉して状況を楽しんでいる強者の惑星神まで居るようで、「 考え過ぎ 」とか「 真面目過ぎる 」とからかわれたりする事も有るぐらいだ。
方便身には相談する事が出来ない為、霙霊神,妖精神,聖霊神,精霊神を集め、どうしたら試練をクリアさせる事が出来るのか何度も会議を繰り返したりする。
そんな中、とある惑星神は優れた人材を異世界から召喚させ、英雄,勇者,救世主,聖女…等の職業を与え、世界を救う旅をさせているとか──。
それが何の役に立つのか分からないが──、英雄,勇者,救世主,聖女には特別な能力とカリスマ性も与え、悪党を討伐させるらしい。
初めは1人だけを召喚していたが、次第に複数召喚に変えたり、大量召喚をしたりと色々と召喚方法を変えているらしい。
そんな訳で、≪ 惑星キャスラビィ ≫を担当している惑星神キャスラビィは、異世界召喚を実行してみる事にした。
異世界召喚を初めてから数千年──、今回も100年に1度の恒例となった異世界召喚を行う。
今回は500年に1度、訪れる大量召喚の年だ。
惑星神キャスラビィは、1度の召喚で大量の異世界人を召喚した。




