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⑹『考えるを、考える』

⑹『考えるを、考える』



考えて居る、ひたすら。ひたすらに、考えて考えて、小説を書いている。考えるを、考える、という小説を書きながら、考えて居る。私小説と言えば私小説だろうが、しかし、私小説であってもなくても、小説を書く時は、考えて居る。



考えながら、生きている。今日はどこへ行こうか、例えば、メルカリで、何を売ろうか、売れるものはあるか、そんなことを考えて居る。メルカリの作業をしながら、考えて居る。作業が終われば、俺はまた、小説の事を考えて居る。



考え過ぎる、という俺の特性には、そのアプリオリな性質には、たいそう感謝している。考えるのが趣味でなければ、毎日、毎日、小説は生じないだろう。考えていることは、小説のこと、一日の大部分を、そのことについて、考えて居る。

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