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⑶『考えるを、考える』
⑶『考えるを、考える』
㈠
考えるにはまだ早いこともある。未来のことを考えて居る時間が多過ぎると、現在を把握できない。出来るだけ、現在についても、考えなければ、ならないのである。現在を考える、何かのために、そう、俺自身のために。
㈡
現在を考える、しかし、現在を考えていながら、少しずつ、その合間に、未来のことを考える。未来で失敗しない様に、成功するように、そしてそれは、過去のことを考えて、過去の失敗を教訓にして、未来で失敗しないように考える。
㈢
考えることは、沢山あるが、現在の事を考えて居る時は、大体、過去と未来を、少しは考慮している。現在だけの考えというものは、刹那の連続であって、所謂、考え中、ということになる。考えては居ても、何かをしながら、考えて居る。