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朝が静かなのは

作者: 武田道子

朝が静かなのは




朝が静かなのは

心が静かだから

怖い夢は夜の中に飲み込まれ

枕の中で温められた

安らぎがじんわりと

つま先までいきわたる




望んで変えられること

望んでも変えられないこと

朝はとても静かに

流れていく

変えていくことで何かが変わる

変えられないことで私が変わる

一生懸命しなくてもいい時があり

一生懸命してもどうにもならないこともあり

それはそれで大丈夫

朝は静かに訪れる




目を覚まし

息を吸う

小鳥の囀り

街の騒音

家の優しいハミングする音

仰げる空

歩く道

通り過ぎる知らない人々

同じ街で同じ時にいる不思議な存在




朝は賑やかで忙しい

枕の暖かな温もり

目を覚ませば

心の穏やかさが

朝を静かに迎える


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