01 クラス転移
どうもミヨラです!!初めましての人ばかりだと思いますが・・・
前回のは、ダメダメだったので再挑戦として転移ものを書いてみました!!
若輩者ですのでどうぞあたたかい目で見守ってくださるとありがたいです。
誤字・脱字ございましたら報告してください
朝のホームルーム中に教室の真ん中が、いきなり光ったと思ったら突然石作りの部屋の中にいた。
クラスメイトたちが騒いでいる間に、周りを見回すと、この部屋の4つの壁にはそれぞれ1つずつ壁いっぱいに魔方陣が描かれていて、天井と床には1つの大きな魔方陣と、その周りを小さな魔方陣が囲むように8つ描かれていた。
するとその壁のうちの1つの真ん中あたりが教室のドアのように開いた。そこから、1人の俺らと同じくらいの年齢の少女と20代ぐらいの騎士の格好をした男性が入ってきた。
「私は、エラーサム王国第2王女の、ルーナリー・エラーサムです。今の状況を詳しく説明させていただきますのでどうか私たちについてきてください」
少女がそう言うとクラスメイトの何人かは、「あやしい」やら「今話せ」など不満を口にしているが、それも彼の一声で皆が、静かになる。
「まぁでもさ、俺たちは困ってて、彼女たちも俺たちが行かないと困るだろうからとりあえずはついて行ってみようぜ。な、みんな」
「まぁ、祐司がそう言うなら」や「佐野原君がそう言うなら」と、いろいろと不満を口にしていたクラス全体を納得させたこの男は、俺(佐々木 綾人)の幼馴染みであり親友である、学級委員の佐野原 祐司だ。顔も性格もめちゃくちゃイケメンで、しかもテストではいつも10位以内にいる。そして、スポーツもできる、なので、ほんっっっとうにモテる。そんな祐司と仲が良いからよくいる俺は、クラスの中じゃあ、その他大勢って感じでまとめられるような、なにも特筆すべきところがない凡人だ。だけど、祐司とよくいるから目立つ。だから、俺は「何でこんな奴が親友なんだ」的なことはよく言われるから最近はもうなれた。
それから、どうやらそこは地下だったようで、その部屋を出て廊下をしばらく歩くと階段があって、階段を上ると、とても広いホテルのロビーのような場所に出た。そこは、この王城の玄関のようで、俺らから見て左側には大きな扉があり、その扉の真向かいには、左右に分かれながら上る階段があった。また、その階段の前には、扉の方に向くように羽の生えたトカゲのような生き物の剥製、いわゆるドラゴンの剥製が、そこにはあった。このふたつを見て、そこが本当に異世界(ファンタジーの世界)であることを、クラス全員が認めざるを得なくなったのだった。
階段を登って少し歩くと王の謁見の間のような場所についた。
これからよろしくです!!