家具選び
「どの家具が使いやすいのかなぁ」
学院から家具を壊してしまったお詫びとしてお金をもらったウェルは家具屋に来ていた
「何かお困りでしょうか?」
歳は自分と同じぐらいだろうか、透き通った紫色の髪と髪と同じ色の目の女の子がそう問いかけてきた。おそらくアルバイトだろう。ちょうどいい、オススメの家具を教えてもらおう
「家具を買いたいんですけど、どれがいいのかよくわからなくって…… 何かオススメはありますか?」
「そうですね……これはどうでしょうか?」
その女の子は透明の円形のテーブルを選んだ
「このテーブルは大抵の家具といい組み合わせになると思いますよ。例えばあのタンスとかともいい組み合わせになると思います」
女の子は若茶色のタンスを指差してそう言った。確かにとても良い組み合わせだと思う。全体的に部屋が明るいイメージになりそうだ。もうそれでいいかな
サイズも良さそうだ
「それじゃあ、それでお願いします」
「はい、わかりました。他には何かお探しの物はございますか?」
あと足りない家具は……時計と食器棚ぐらいか。自分で選ぶと大変なことになりそうだからな……この人に選んでもらったほうがいいかもな
「あとは時計と食器棚なんですけどこれもどれがいいのかわからなかって……これも選んでもらってもいいですか?」
「わかりました。それじゃあこの組み合わせでどうでしょう?」
選んできたのはタンスと同色の食器棚と白色の時計だった。うん、これもとてもいい組み合わせだ。テーブルとタンスにもすごく合いそうな感じだ。
「はい、これでお願いします」
「わかりました。他には何かありますか?」
「あとは特に何も……」
「わかりました。それではお会計をしますのでレジまで来てください」
代金はやはり家具なので高めだったが学院側からもらったお金がものすごい金額だったので余裕で買うことができた。
「お買い上げありがとうございました」
ウェルは買い物を済ませ、家具屋を出て家に帰った。
制服は登校日初日に配布されるらしいので服屋にはいかなかった。そして、家具の運送は無料でやっているらしいので運送を頼んだ。だから、帰りは楽に帰ることができた
更新遅れてすみません!
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