『カイト』
この話は少し長くなるので2つに分けて投稿します。
カイトは『地球』という星の『日本』という国の『黒鍵家』に生まれた。カイトは一人っ子で親に溺愛されてすくすくと育った。
小学校、中学校では運動神経の良さで大会などで数々と賞を取った。
高校でも、その運動神経の良さで大会などで数々と賞を取った。
だが、ある出来事が起こった。『熱中症』と呼ばれる症状がカイトの身に起こり、カイトは命を落とした。真夏の駅伝大会の途中だった。高校の駅伝部は人数不足に陥っており、カイトは駅伝部員の人に頼まれて参加していたのだ。役に立とうとカイトは必死に走った。だが、カイトは頑張りすぎるあまり、水分補給を怠った。そしてカイトは倒れた。
観客はすぐ、病院に連絡したが来るのが遅かった。来たのは15分後だった。真夏日のせいでカイトと同じ『熱中症』になる人が多く、病院側は人手不足だったのだ。
「ああ、このまま俺死ぬのかな……嫌だな、まだやり残したことも沢山あるのに……」
カイトがそう呟く、だがその声は観客の声にかき消され、観客の耳には届かない。
ー新たな生を望むか、若人よー
「……ん?」
誰かの声が頭の中で響いた。直接脳内に話しかけられているような感じだ。
ー新たな生を望むか、若人よー
また、聞こえた。この意味からすると転生させてくれるらしい。まだ、やり残したこともあるし、望ませてもらおう。なんだか頭がぼーとして来た。
「ああ………望むよ……望ませてくれ」
カイトがそう言うと、カイトの命はそこで途絶えた。
「ん?何処だここは?」
カイトが目を開けると、見知らぬ空間にいた。真っ白い空間だ。何もなく、どこまでこの空間が続いているのかもわからない。
「さしずめ、天界とでもいったところかな」
誰かがカイトの疑問に答えた。その声は何処かで聞き覚えがあり、カイトの背中側から聞こえて来た。
「あんたは誰だ?」
カイトが後ろを振り返ると、そこには純白の翼を生やし純白の服を来た金髪の不思議な雰囲気を纏った女性が立っていた。
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