チーム戦3
「準備はいい?」
キサラギのチームはキサラギが前衛、体格の良い筋肉質の男と眼鏡をかけた知的な男が中衛、髪の色以外の容姿や体格が瓜二つの赤と青の髪の背の低い女の子二人が後衛の陣形だった。ウェル達のチームは以前の話し合いで決まった陣形に並ぶ
「はい!」
とウェルが答えるとキサラギは身体強化の魔法『スピード・アップ』を使い、ウェル達へ突っ込んでくる。不意をつかれたダリウスとグレイはすぐさま『パワー・アップ』と『ディフェンス・アップ』を使う
「うぉっ!速いな……けどその速さの正体は身体強化魔法によるスピードの底上げ……ならこれで身体強化は無くなる……『アンチマジック・フィールド』っ!」
その後グレイがキサラギの『スピード・アップ』を無効化するため『アンチマジック・フィールド』を唱え魔法を無効化する空間を作り出す。だが
「私は身体強化がなくても結構速いよ!」
「はぁ!?」
「考えは良かったけど、惜しかったね」
キサラギの元々のスピードが速かったせいか、グレイが反応しきれず抜かれる
「前衛に俺もいることを忘れないでほしいな」
「忘れてないよ。力比べだと負けちゃうからダリウス君とは戦わないよ。抜かせてもらうね」
ダリウスがグレイのフォローに回るがあっさりと抜かれる
「ウェル君とは戦いたいけど、最初の狙いは君じゃないからダリウス君と同様に抜かせてもらうね」
「させるかっ!」
ウェルがギリギリ反応することができ『マテリアル・チェンジ』で生成し、魔力で宙に浮かせていた剣でキサラギを止めることに成功する
「ナイスだ、ウェル!」
背後からダリウスがキサラギに攻撃を仕掛けるが避けられてキサラギが自身のチームのところまで戻る
「次は俺たちの番だ!」
ダリウスが戻った瞬間を見逃さず攻めに行く
「『アンチマジック・フィールド』っ!』」
グレイが再び『アンチマジック・フィールド』を発動し、ダリウスを『アンチマジック・フィールド』の効果範囲外からの魔法から守る
「その魔法は君だけのものじゃないんだよ、そして、馬鹿力も彼だけのものじゃない」
だがキサラギのチームの眼鏡をかけた男が『アンチマジック・フィールド』を発動し二つの『アンチマジック・フィールド』が共鳴し合い相殺される
「まじかよっ!」
「うおおおお」
グレイとダリウスが驚いて不意を突かれている間に体格の良い筋肉質の男がダリウスを殴りダリウスが吹っ飛ぶ
「痛てぇ、クッソ痛てぇ、なんだよあの馬鹿力、あっちは身体強化の魔法使ったとこ見てないから単純な力であんな馬鹿力ってことか?アホかよ」
「そんなこと言ってないで早く立ってくれ、また攻めてくるぞ」
ここからは激戦となった、魔力無効化のフィールドが生成されては相殺されて、様々な攻撃魔法が飛び交い、剣と剣が交わり無数の火花が散った
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