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ネクロマンス


「ネクロマンス……だと」


その事実はあまりにも残酷だった。『ネクロマンス』は外道魔法の中でも特に外道だとされている魔法だからだ。『ネクロマンス』とは生き物の死体や魂が抜かれた体を操る魔法……その体や「生と死」に対する冒涜そのものだ。


「……っ!」


「待ってくれウェル君!」


ウェルは部屋を飛び出した。『ネクロマンス』と水晶玉に表示された……この事実から目を背けたかったのである。ウェルは寮に着くと自分の部屋に駆け込みドアの鍵を閉めた。


「ウェル君!ウェル君!頼むからドアを開けてくれ」


「……嫌です。お願いだから……一人にしてください……」


もう、誰とも話したくない……誰とも会いたくない……これがウェルの今の本心だった。もともと魔法に関係なくウェルは外道なものが大嫌いだった。だから魔法について知って間もなかったとしてもショックだったのだ。


「……わかった」


サーチル学院長はウェルのドアを開けるのを諦め寮を離れていった。


ーー翌日


「よし、だいたい集まったな……それでは今より魔王討伐訓練を始める」


サーチル学院長は学院跡で訓練の開始を告げた


「魔王討伐ではチームを組んで討伐に行こうと思う……今までの成績から私がチームを編成した。それでは発表する。まず第一班……」


次々に名前が呼ばれ全ての班が発表された後……


「そして、今呼ばれなかった者は後で私のところへ来なさい」


サーチル学院長はそう言ったのであった……

ネクロマンス を最後まで読んでいただきありがとうございます。もし何か思うことがありましたら、感想やアドバイス、評価などお願いします!

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