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襲撃

ーー学院は崩壊していた

『壊れた』では表現できないほどに

ーー地面に倒れている人が山ほどいた

その人達の中には生気が感じられない人もいる

ーーまだ生きている人を救おうと回復魔法らしきものを発動している人がいた

だが、人手が圧倒的に足りていない


「……くそ」


ウェルは、誰にも聞き取れない小さな声でそう言った……


ーー時は遡り、ウェルの部屋でグレイに古代魔法を見せようとしていた頃に戻る


「それじゃあ発動するよ」


「おう」


ウェルは形質変換の古代魔法『マテリアル・チェンジ』を発動しようする

その瞬間、学院の方角からどんっと大きな音が聞こえてきた


「ん?なんだ今の音?」


グレイが不審に思いウェルの部屋の窓から学院の方を見る。そして、ウェルも窓から学院の方を見る

そして、異変にすぐ気がついた

学院が見当たらないのだ。ここから見えるはずの学院が……


「えっ、学院が見当たらないんだけど……」


ウェルは呆然としていた。だが、グレイはウェルの部屋から出ようとしていた。


「グレイ、どこ行くんだ」


「学院に決まってんだろ!お前も早く来い!」


グレイは今までに見たことのないような焦った表情でウェルにそう言った


「あ……」


やっと理解したウェルはグレイの後を追った


ーーそして今に至る


魔王が襲撃してきたらしい

生気が感じられない人の中にはルト先生もいた。確かグレイはルト先生がお気に入りの先生だったはずだ。

グレイは怒りを目の奥に宿らせていた

ウェルはもしもルト先生が生きていたら、自分が人を生き返らせるような魔法を持っていたらと思っていた。その時ウェルの頭が痛くなり、ウェルがルト先生の体を操っている光景が頭に浮かんだ。そしてウェルの体の中でとてつもなくどす黒い何かが動き始めたのがわかった


「今のはなんだったんだ……」


ウェルは頭痛の時、頭に浮かんだ光景と動き始めたどす黒い何かにとてつもない不安を感じた。

襲撃 を最後まで読んでいただきありがとうございます。もし何か思うことがありましたら、感想やアドバイス、評価などお願いします!

風邪ひいた……喉痛い!

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