古代魔法の発動方法
しばらくの間投稿を休止してしまって申し訳ありませんでした。まだ今日から投稿を再開します。
「俺はグレイだ。これからよろしくな」
自身をグレイと名乗った青年が話しかけてきた
「ああ、よろしくな」
「そういえば、ウェルって古代魔法が使えるって行ってたけどそれ本当なのか?」
「えっ?僕そんな事言った?全然言った覚えないんだけど」
「言ってたぞ。僕は古代魔法が使えますって」
マジで?僕そんな事自己紹介で言ったっけ?うわぁマジかよ自慢みたいじゃん
「他になんか言ってた?」
「いや、特には……名前と出身地ぐらいしか言ってないぞ」
よかった…これ以上変なこと言ってなくて
「それよりも、古代魔法が使えるって本当かよ」
「ん?ああ、使えるよ」
「すげぇ、ちなみにどんな魔法なんだ?」
まぁ、隠すことでもないから話してもいいか……
「ええっと…確か物の形や性質を変える魔法だよ」
「古代魔法って本当に凄いな。学校終わったら見せてくれないか」
「ああ、いいよ」
「じゃあウェルの住んでるとこ教えてくれ、学校終わったら行くから」
ということで今寮に住んでいることを教え学校終わったら見せる約束をしたウェルだった。
「ウェルくん、昼休みに職員室に来てくれ」
ルト先生が朝のホームルームの終わりにこう言った。
そして今は昼休み、なのでウェルは今職員室にいる。
「ああ、来たね。それじゃあ今から君に一つ特別講義をしようと思う」
「特別講義?」
「古代魔法の発動方法についてだよ。古代魔法の発動方法は少し特殊でね。ああ、すぐ終わるから時間は気にしなくていいよ」
「わかりました」
なんとなく発動方法はわかっていたが確実に発動できるようにしておきたいので講義を受けることにした。
「それじゃあ、早速始めるよ。古代魔法の発動方法は発動した時のことをとにかく強く思い浮かべるんだ。そして、古代魔法を発動したい方向や物に手を向ける。こうすれば発動できるんだ。それじゃあ、このペンに向かって古代魔法を発動してみてくれ」
剣とかに変えると迷惑だろうからノートにでも変えるか……
とウェルがペンに向かって古代魔法を発動すると古代魔法が上手く発動し一冊のノートに変わった。
ルト先生はちょうどノートを使い切ってしまっていたらしくタダでノートが補充できたと喜んでいた。
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