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序章1
今、目の前にはモンスターがいる。
今、自分の右手には小さな定規がある。
だが、それ以外は何も持っていなかった。
「 こんな小さい定規一本で倒せるわけ…」
倒さないとこっちが倒されるので、一応、定規で攻撃してみる。
もちろんダメージが入るわけなく一瞬で返り討ちにされた。
攻撃をもろに受けたため、ダメージが大きかったのか体が動かない。
定規も今の攻撃で手の届かないところに飛んでいってしまった。
剣でもあればこいつを倒せるのに……
そんなことを思っていたらいきなり定規が光り出した。
今の光は何だったんだろうかと思って定規を見ると定規は一振りの立派な大剣に変形していた。
質量が増えたからなのか大剣に手が届くようになっていた。
チャンスだと思うと自然と体が動くようになったので
モンスターを倒すために大剣を手に取りモンスターに突進した。
モンスターとの激闘にボロボロになりながらも勝利した。
……という夢を見た。
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