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かかしに転生した俺の異世界英雄譚  作者: 緋色友架
第4章 死の森編
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第56話 死の森


「あの狸親爺…………絶対あれ、退屈凌ぎに喋りたかっただけね」


 ぱきっ。

 ニッケル村で貰った靴にまだ慣れていないのか、枝を折る足音を連発しているハサンが言った。

 彼女にまともに歯が残っていたら、きっと歯軋りも追加で聞こえてきただろう。それくらい棘々しい声だ。どうやら相当イラついているらしい。


「おいおい……せっかく道を教えてくれたんだし、そんなにイライラしないでもいいじゃねぇか。さっきから目つきがヤベぇぞ? なぁ、ポルト」


「…………」


 呼びかけたが、返事はない。

 見たら、俺の腕に乗っかって泡を吹いていた。……なにやってんだ、こいつは。


「ほら、気絶するくらいに怖いってよ。女の子がそんな顔してちゃダメだぜ? もっと笑顔でいなきゃな」


「私が笑ったところで、この布があるから分からないでしょうに……」


「それでも、仲間にゃ笑っててほしいんだよ。俺の我儘だけどな」


「……別に、ちょっと癇に障っただけよ。ああいう老人の、自分勝手な暇潰しに付き合わされるの、私嫌いなのよ。お陰で思ってもないようなことを散々言わされるし…………あぁ、本っ当に気分悪いわ」


「エイセンとの交渉をお前に丸投げしたのは、悪かったよ。謝る。お前が一番適役だと思ったんだが…………嫌な役目を押し付けちまったな」


「……別に、謝られる筋合いがないわ」


「んなことねぇよ。嫌な思いさせちまったんだから、謝るのは当然だろ?」


「……あなたの当然は、私のそれとは違うから」


 そう言うと、ハサンはふいと目を逸らしてしまった。

 ふーむ。相変わらず距離感が難しい奴だなぁ。

 俺としては、もっと打ち解けたいのだが…………せっかく可愛い盛りの女の子なのに、こんな態度じゃ勿体ないというか、なんというか……。


「アル、ハサン。喧嘩? 喧嘩してるの?」


 背中からひょっこりと顔を出して、ノエルが不安そうに訊いてくる。

 ……欲を言うなら、やっぱりハサンとの距離感はどうにかしないとなぁ。少し言葉を交わしただけでこうもノエルを不安がらせてしまってばかりでは、いけないと思う。


「喧嘩はダメだよ。めっ」


「……喧嘩なんかじゃないわ。そんなこと、私はしたくてもできないもの」


「? そうなの?」


「……あなたには、分からないでしょうね。ノエル」


「???」


 首を傾げるばかりのノエルに、伝わらないのを承知だろうにハサンは言った。

 ……どうにかできないもんかなぁ。本当に。

 ハサンだって、こんな卑屈になる義務なんかない、年相応にはしゃいだっていい普通の女の子なのに――――


 と。

 ずんっ、と身体が重くなるのを感じた。

 まるで上から押さえつけられているような、息のできない深海に沈められていくような。


「ひぅっ……な、なに⁉ なにが起きてんのこれっ⁉」


「……ようやく起きたか、ポルト」


「へ? あ、そ、そうだあたし、ハサンの目がおっかな過ぎて気絶して…………ってぇっ‼ ここここここここ、ここって、森の端っこじゃんっ! 絶対に行っちゃいけないって言われてた、森の端っこだよここっ‼」


「? 知ってるのか? ポルト」


「知ってるもなにもないよ! ここから先はエイセン様の管轄外!『惑いの森』を遥かに超える危険な魔物たちの巣窟! その名も『死の森』なんだよっ⁉ なんで、どうしてこんなところに来てるのさぁっ⁉」


 なんで来てるのかと問われれば、ハサンがエイセンに教えてもらった道がこっちだから、としか答えようがないな。

『惑いの森』と来た次は、ストレートに『死の森』と来やがったか。あの狸親爺、性根だけじゃなくて教える道も悉く悪いな。


「い、今ならまだ間に合うよ! 引き返そ? もっと安全に森から抜けるルートがある筈だって!」


「……さすがにもうエイセンは頼れないだろ。ポルト、お前がいることだって大目に見てもらったくらいなんだし」


「あんなボケ老人の戯言なんか聞く必要ないって! 森の中で、また新しい道を探せばいいじゃん!」


「そんな妙な動きしていたら、十中八九エイセンに勘付かれるけどな」


「うぐ……」


「大体ポルト。『死の森』って仰々しい名前をしちゃいるが、この先はどれだけ危険だっていうんだ?」


「え? え、えーっと…………は、入ったら死ぬくらい?」


 うん、いまいち伝わらない危険度の情報をありがとう。

 情報源として当てにならないポルトは置いといて、俺は脇に立つハサンに視線を移す。


「で、この先はどうやら入ったら死ぬらしいが、ハサン、お前の見立てはどうだ?」


「……あなたも感じているでしょう? 凶暴な魔物の気配が、数え切れないほどよ。ニッケル村に向かう途中の山道が、可愛く見えてくるくらいにね」


「確かに空気が重い…………森中に魔力が充満してるって感じだな。こりゃ確かに、先へ進んだらおっかない魔物と出くわしそうだ」


「えぇ。間違いなくね」


「だったらどうする? ポルトの言う通り、別ルートでも探索してみるか?」


「一考の余地があるとは思うけど……アルレッキーノの言うように、エイセンに察知されたら面倒ね。ただでさえ、あなたたちと組んでから厄介事が絶えないのだもの。これ以上のごたごたは御免よ」


「んじゃ、どうする?」


「……戦闘はあなたに任せるわ。何度も言うけど、私、魔術は得意じゃないのよ」


「オーケー。そんじゃ行ってみようか」


「…………へ? い、今、話まとまっちゃったの? 結局どうなったの?」


 話を聴いていたのかいなかったのか、ポルトがそんな惚けたことを言ってきた。

 エイセンのことをボケ老人とか詰れないぞ、そんな体たらくじゃ。


「聴いた通りだ。この『死の森』とやら、突破してやろうじゃねぇか。なぁに、魔物に襲われたら俺がぶちのめしてやるよ」


「――――っ⁉ き、聴いてなかったのかなあたしの話を⁉ 死ぬんだよ⁉ この先に進んだら、もれなく死んじゃう危険な森なんだよ⁉」


「だからって、これ以上足踏みするのは性に合わねぇ。誰かさんの所為で、時間も消費しちまってるしな」


「うぐぐ……」


 俺はなにも、のんべんだらりと観光気分で旅をしているんじゃない。

 ノエルを両親に会わせるために、旅をしているのだ。

 合間合間に人助けが入るのは別に構わないが、本筋を見失う訳にはいかない。


「ポルト、魔物が怖いの?」


 と、俺の背中からひょっこり顔を出して、ノエルが首を傾げながらポルトに訊ねる。

 ……どうでもいいが、このお子様二人組は俺の身体に引っ付き過ぎじゃないか? 俺がかかしじゃなくて人間だったら、重さに耐えかねて倒れてるぞ?


「ここ、怖いって訳じゃないしぃ? たたたたたたただ、いいいいい命の危険がある以上は? ししししし慎重に物事を選ぶってのも大事って言いたいだけで――」


「大丈夫だよ。だって、アルはすっごく強いんだもん。どんな魔物が来たってへっちゃらだよ。ねぇ? アル」


「……あぁ、勿論だぜノエル」


「あぁもう! なんなのさその信頼感と結束は! あたしが我儘言ってるだけみたいになっちゃうじゃないかそんなこと言われたらぁっ!」


 みたいもなにも、実際その通りだしな。

 お化け屋敷を前にして、駄々を捏ねている子供と変わりないぞ、お前。


「諦めなさい、ポルト。このパーティに身を置いたのが、そもそもの間違いよ」


「うぅ…………ハサンはどうして納得できんのさぁ……。あたしら、今度こそ死ぬかもしれないんだよぉ……?」


「……別に。私は、アルレッキーノの言うように従うだけよ」


 また視線を逸らして、ハサンは言った。

 ……やれやれ、どうにもちぐはぐな一行だよな。俺たちは。


「――――とにかく、ポルトも観念したなら話は早い。さっさと攻略しちまおうぜ、こんな森一つさ」


「うぅ……パパ、ママ、先立つ不孝をお許しください……」


「れっつごー、なんとかの森へー」


「『死の森』だっつってんじゃんかもぉっ! ノエル員は緊張感が足りないぃっ!」


 一番緊張感が欠けていそうなポルトが、悲痛な叫びを上げるも空しく。

 俺たち一行は、『死の森』と銘打たれた森の中へ足を踏み入れていった。






 ジャリンッ


 それは凶器の音だった。何十本ものナイフを、一斉に構えたような騒音。それが聞こえた瞬間、俺は足元に強く魔力を注ぎ込んだ。


「『大地の蠢動(グランドムーブメント)』――――伸びろぉっ!」


 俺たち一行を乗せた地面が、一気に盛り上がり、しなやかに伸び上がった。

 すると、その中腹辺りに強い衝撃が走り、一気に伸びた大地が崩される。足場の土台を失った俺たちは、バランスを崩してそのまま落ちていく。


「ハサンっ!」


「えぇ――――『風神の蠢動(ウィンドムーブメント)』っ!」


 ハサンが叫んだ途端、俺の身体に竜巻が纏わりつき、ふわりと身体が浮いた。

 なんとか落下だけは避けられたようだ。しかし、非常事態は続いている。

 俺たちは森に入って数分のところで、得体の知れない魔物に襲われていた。


「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」


 雄叫びを上げるのは、首長竜のような姿をした魔物だ。

 全身が鱗で覆われ、今はその鱗全てが逆立っている。首を振るって攻撃する様は、高速で下ろし金を振るわれているのに近い。まともに当たれば肉はズタズタに裂け、骨まで抉られてしまうだろう。


 しかも、相手はそいつだけじゃない。


「GISHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」


 背後で絶叫するのは、これまた奇妙な姿の魔物だ。

 首が幾重にも引っ込んだように窄んでおり、まるで壺のようだ。しかし、ギラリと剥いた牙は非常に鋭く。目は血走ったように赤い。


 と、鈍重そうな魔物の姿に目を奪われていると。

 突然その魔物は、俺たちめがけて勢いよく首を伸ばしてきた。


「う、おぉっ⁉」


 驚嘆すべきは、その速度だ。

 瞬きなんてしないかかしの俺だが、そんな俺でさえ、今瞬きをしたのかと思うほどに、そのスピードは速い。


 気が付けばもう。

 一〇メートル近くは離れていた距離が、一瞬にして〇になっていて。

 今にも俺たちをまとめて喰い千切らんと、大口を開けた魔物の姿が、俺の目には映っていた。


 ――壁を――――


 思った時には、もう間に合わない。

 それでも反射的に、土の壁を競り上げようとした、その時。


「『フルムーン』っ!」


 ハサンの声と共に、魔物の首が、ぱぁんっ、と上へ弾かれた。

 手の平を翳したハサンが、正面に風の盾を展開したのだ。魔物は思いもよらなかった防御に、目を丸くして首を伸ばす。

 顎を剥き出しにした、隙だらけの姿勢。

 その機を逃す俺じゃあない!


「『地獄王の号砲(ティタノマキア)』っ‼」


 地面から突き上げた拳で、そのまま真上めがけて顎を殴り飛ばす!

 か細い悲鳴を上げた魔物の首から、めきぃ、と鳴っちゃいけない音が鳴り響いた。そのまま身体を反転させ、もう一体の魔物へも攻撃を仕掛ける。


「『黄泉王の巨腕(ラグナロク)』っ‼」


 巨大な大地の拳は、鱗を鎧のように逆立てている魔物にクリーンヒット!

 だが、強靭な鱗に覆われた魔物は、『黄泉王の巨腕(ラグナロク)』を耐え、まだ唸り声を上げている。

 クソっ! あの鱗、見た目以上の耐久力だ!『死の森』って綽名は伊達じゃねぇってか?


「っ、ハサンっ! こいつら一体なんなんだ⁉ なんか弱点とかねぇのか⁉」


「……話で聞いただけだけど、恐らくはバンダースナッチとジャバウォックね。首を伸ばしてきたのがバンダースナッチ。今、あなたの攻撃を堪えているのがジャバウォックよ。両者共に固い装甲と高い攻撃性が特徴で、弱点は…………特に聞いたことないわ」


「オーケー了解! つまりは情報なしってことかくそったれ!」


 いや、正確に言えば情報はあった。

 バンダースナッチ。ジャバウォック。二つとも、俺は聞き覚えのある名前だ。ただし、とある童話に名前だけ登場する、架空の怪物として。

 そんな奴らまでいるのかよ、この世界は! どんだけワンダーランドだ!


「取り敢えず、今の攻撃でバンダースナッチの方は伸びてるわ。ジャバウォックを倒すか、最悪気絶させるなりしてから逃げるのが妥当だと進言するわ」


「その意見、採用だ。あの鱗、予想以上に硬い……!」


 目の前のジャバウォックだけに集中して、いくらでも時間をかけていいなら倒せないことはないが。

 背後には、脳震盪を起こして倒れているだけのバンダースナッチが控えている。

 いつこいつが動き出すか分からない以上、とっととこの場を去る方が効率的だし安全だ!


「んじゃ、行くか――――俺の最大火力!『激・黄泉王の巨腕(メタ・ラグナロク)』っ!」


 頭上に構えた、無数の流星群のような拳たちを、一斉に降り注がせる。

 その全てがジャバウォックの巨体にヒットし、唸り声を更に小さくさせる。堤防のように土の積み上がった攻撃跡には、ジャバウォックの身体を丸め、完全な防御姿勢を取っている姿があった。


 あの猛攻を耐え切ったっていうのかよ……やっぱ防御力が尋常じゃねぇ。

 三六計逃げるが勝ちとも言うしな。


「よし! 今の内に逃げるぞ!『大地の蠢動(グランドムーブメント)』っ!」


 ずざざぁっ、と鬱蒼とした森の大地を掻き分け、俺たちはその場を後にした。

 なるべく速く、なるべく遠くへ。

 背後から、ジャバウォックとバンダースナッチのものと思しき咆哮が聞こえてくる。くそっ、もう立ち直りやがったか。呆れたタフさだ。

 いざ戦闘となったら、こっちも出し惜しみをしていられないか……!


「アルレッキーノ。あまり興奮しない方がいいわ」


 と。

 俺が人間だったら冷や汗を流しているようなこの場面で、一人冷静な意見を言ってきたのが、ハサンだった。

 褐色の肌、それを覆い隠す布の向こうで、ハサンは口を動かす。


「聞いたことがあるわ。ジャバウォックやバンダースナッチは、動くものや生きているものを感知して襲い掛かってくるのだと。速度で劣っているなら、逃げるのは無意味よ」


「……じゃあ、戦うしかないってことか? 確かに倒せないことはないだろうが――」


「いいえ。わざわざ正面切って戦ってあげる必要はないわ。気配を消して…………なるべくゆっくり動けば、気付かず素通りできるかもしれない」


「気配を消す?」


 しかも、ゆっくり動く、だと?

 耳を疑う言葉だった。今やっていることの、まったく真逆じゃないか。

 だが、ハサンはなおも冷静にこう続けた。


「気配の消し方なら、私、山賊時代に教わったことがあるわ。魔術が使えるならなおのこと簡単よ。魔術を使うための魔力って、つまりは生命力って訳なんだから、それを静めれば、奴らの目を惑わせられるわ」


「……簡単に言ってくれるが、俺らがそれをできる保証があんのか?」


「できるわよ。私にできたんだもの」


「…………」


「とにかく、一旦止まりましょう。そこの樹の陰にでも隠れて…………自分の魔力を、小さな箱に閉じ込めるようにイメージするの」


 言われた通り、俺たちは巨木の影に隠れ、頭の中に一つの箱をイメージする。

 小さい、小さい箱だ。きっと血眼になって探さないと見つからないだろう。その中に、自分の中にある膨大な魔力を閉じ込める。

 ガチャリ、と鍵を閉める。


 全身が、酷く脆くなった気分だ。同時に、自分という存在が薄くなったようにさえ感じる。


 やがて、足音が聞こえてきた。


 ジャバウォックと、バンダースナッチだ。本気で倒すつもりで攻撃したのだが、ぴんぴんしていたとは驚きだ。

 二体は辺りを見回すように首を振るが、俺たちのことはどうも見つけられていないらしい。苛立ったように尻尾で地面を打つと、すごすごと元の場所まで戻っていった。


 ……戦わずに、あの強力な魔物に体相手に逃げおおせちまった。


「ハサン……お前、やっぱすげぇな」


「……なにを言ってるの。無駄口を叩いている暇はないわ。あの二体の他にも、まだ魔物がいるかもしれないし…………進める内に、進んでしまいましょう」


「謙遜すんなよ。あの二体を同時に相手取るのは、いくら俺でも難しかった。その難局をクリアできたのは、お前のお陰なんだぜ? もっと誇ってもいいくらいだ。なぁ、ノエル」


「うん! ハサンのアドバイスのおかげで、あの魔物たちに気づかれなかったんだもん。すごいことだよ?」


「……凄くなんかないわ。大したこともしてない。……行くわよ」


「あ、ま、待ってよハサン」


「……ったく、しゃぁねぇなぁ」


 足音で気付かれても間抜けな話なので、枝などが落ちてない場所を慎重に選んで跳びながら、俺はハサンを追うように森を進んでいった。


 俺一人じゃ、あの局面を突破することは、容易じゃなかっただろう。

 気配を殺すという、俺の思いつきもしなかった方法で難局を切り抜けたのは、間違いなくハサンの手柄だというのに。

 あいつは、それさえ拒否しちまうのか。

 自分の功績を、自分が一番認めてやらないなんて――――そんな悲しいこと、あっちゃいけないだろう。

 なんとかしてやらないと――――そう思わずには、いられなかった。



 あ、ポルト?

 ジャバウォックたちに襲われた瞬間、また俺の肩で気絶しやがったが、なにか?


『死の森』、まずは順調な滑り出し……?

 次回更新は来週22時頃予定! お楽しみに!

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