第6話
「皆さん それではお時間になりましたので、お席をお持ちの上、壁側へ移動ください。」
ガラガラガラ
「ここからは、フリータイムとなります。どうぞご自由にご歓談ください。」
「皆さん それではお時間になりましたので、お席をお持ちの上、壁側へ移動ください。」
ガラガラガラ
「ここからは、フリータイムとなります。どうぞご自由にご歓談ください。」
フリータイムって言ったってさあ・・・
どうすりゃあいいんだよ・・・
(゜ω゜;)。o○(ぇ!?)
あっ?松崎しげる あんなとこにいるよ
えええええ24歳狙い???しげる そりゃ無理だろ?
(ノ `・∀・)ノ゛ オオオオォ♪゛
あっ?祥子ちゃんの周りには、3人もいるよ。やっぱあの子はモテるわなあ・・・
「あの~ お話よろしいですか?」
おぉ-(o゜Д゜ノ)ノ
えっ?俺?
「あっ はい・・・」
「私 黒坂みどりといいます。年齢は32歳です。
もしよろしければお話いいですか?」
σ(´ x `;*)ンート・・・
コレって逆ナン? 俺・・・モテ期来た?
「は・・・い・・・あの・・・えっと・・・
古川 勉 34歳 会社員・・・です。」
「私 こういうところに来るの初めてなんですが、
古川さんは?」
「あ・・・僕も・・・初めて・・・です。」
「ふふ そんなに緊張されなくても 」
(;´@へ@`)アゥ…
いつもこういう時に ダメだ~俺
「は・・・い・・・すみません。」
「古川さん連絡先とかもらえます?」
キタ(゜∀゜)コレ
おおおおおおおおおおおおおおお
春が・・・・・キタ~~~~~
「あっ・・・はい・・・どうぞ」
(〃ノωノ)
よっし これが出会いというものなのね
「ありがとう。ところで古川さんって宗教に興味あります?」
ヽ(‘A`)ノェェェ
ん?・・・・・
「こういうところでは、なんなんで今度ゆっくりお話聞いてもらえないですか?」
・・・・・
コレって・・・・・
宗教の勧誘?・・・
工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ Σ(゜Д゜ノ)ノェェ,,
オーマイ ガオーーーーーーーード
「あっ・・・ごめんなさい・・・僕 そういうのいいです
・・・・・ウチは大昔から浄土真宗なんで・・・」
「まあそうおっしゃらずに。今の人生に満足されてます?
一度お話を・・・」
「ごめんなさい・・・」
アカン なんで普通の子がコンとこんなん来るんや
#ゴン#
「あっイテ・・・」
「あっごめんなさい・・・すいません大丈夫ですか?」
(#`゜д´)ノ∴;’・,ゴルァ!!!!
イテテ ちゃんと前みろよ・・・ヵゎゅぃ…..φ(・∇・`〃 )
???可愛い・・・・・許す。
「あっ大丈夫です・・・こちらこそボーとしててすいません。」
「いえいえ 私が悪いんです。ホントごめんなさい。」
「どこも痛くないんで大丈夫です。」
「これもなんかの縁なんで、ハイ 私のプロフィールカードです。」
「あっどうも 僕のです。どうぞ」
「ありがとうございます。古川勉さんですか。 私 西原 梨沙って言います。年は・・・あああ 私のほうが年上ですね・・・」
えっ? ホントだ 38歳か・・・
「あっ 年上って言っても・・・4つだけですから・・・」
「古川さん それって・・・気を使ってません?」
・・・(・∀・i)タラー・・・
ウッ・・・・・バレたか・・・・・
「いいんですよ。もう馴れちゃいましたから・・・」
(´・ω・`;A) アセアセ
どうフォローする?・・・俺
「馴れも大事ですから・・・」
「?・?・? それってフォローしてるつもりですか?」
アセアセ… ( -`Д´-;A)
ウッ・・・間違えた・・・何言ってんだ俺・・・
「ごめんなさい・・・何といえばいいかわからなくて・・・」
「ふふふふふ 古川さんて面白い方ですね」
俺が面白い?コレって褒められてる?
「古川さんって趣味がマラソンなんだあ。」
ピヨピヨ (o_ _)o ~~~ †
忘れていたころに ・・・・・
そのプロフィール・・・捨てたいよ
「私もマラソン好きで、よく走っているんですよ。
2年前なんかホノルルマラソンまで行きましたよ。」
"orz " …ピクピク
うわあ・・・本気やん・・・
「古川さんって見た目よりも行動派だったりします?」
(`-д-;)ゞ
見たままです・・・ハイ
「さ・さ・最近忙しくて・・・あんまり走れないんで・・・」
「あっそうなんですか?休日なんかも?」
(゜Д゜;)
ドキッ・・・
「休日っていう休日がない・・・ような」
「えっ?休日がないんですか?」
「イヤ・・・ないというより・・・ある感じも・・・」
「ん?どっちなんですか?フフフ 本当に古川さんて
面白いですね。それって天然なんですか?フフ」
・・・・・ん?なんか話が盛り上がってる?
コレっていい感じの奴?
キタァァァァァΣ(*゜д゜ノ)ノァァァァァ!!
チャーーーーーーンス
これがラストチャンスかも?
よし切り札だそ。
「あの・・・西原さん。」
「はい。どうかしました」
ポケットから連絡先カードを・・・・・
アタヽ(ω;`ヽ))…((ノ´;ω)ノ フタ
無い?・・・無い?・・・
あああああああああああ
最後の一枚あの宗教女に渡してもうたーーー
モゥダメポ゛━━。゜(。ノωヽ。)゜。━━ォ!!!
「古川さん?顔色がなんだか悪いようですけど・・・」
「いえ・・・ちょっと・・・別に・・・・・」
そういうと勉はトイレに向かった。
バッタン
あああなんで俺っていつもこうなんだろう・・・
アカン・・・何やってもアカン・・・
もうイヤ・・・帰りたい・・・
((○(´Д`)○))ヤダヤダ
「え~それでは、お時間がやってきました。
皆さまに受付でお渡ししました。
投票カードに気に入った方の番号とお名前を
お一人書いていただき、こちらまでお出しください。」
ガヤガヤガヤガヤ
ん?もう終わりか・・・ まあ俺には関係ないけど・・・
「はい今回は、1組のカップルが成立いたしました。
男性は、広瀬 洋平さん・・・」
おお しげるだあ・・・
「女性は、平山美里さんです。おめでとうございます。」
えええええ しげると24歳???
おぉ(゜ロ゜屮)屮
マジかあああああ
しげる。 悪いことは言わん。そいつは金目当てだからやめとけ。
あんた 今度こそ本物の愛を探しにきたんだろ?
その24歳は真逆だぞ・・・
「それでは、これで会をお開きとさせていただきます。
今日残念ながら、カップルになれなかった皆様は、また次の機会にも
ご参加いただければ、幸いです。本日は、お疲れ様でした。」
ハアアア・・・・
ほんと疲れた・・・
帰ろ 帰ろ
明日はまた、大島さんにいじられるんやろなあ ハア・・・・・
「古川さ~ん」
ん? 西原さんだ・・・
「あの・・・コレ・・・よかったら・・・」
ん?・・・・・
< ;`∀´>マジっすヵ!!
連絡先カード?
マジ?マジ?マジ?
えええええええええええええええええええ
えぇ?!((o(=ω=`;o)(o;´=ω=)o))まじでぇ?!
「あ・ああ・ありがとうございます・・・」
「もっとお話したかったけど、出来なかったんで
もしよかったら連絡ください。」
「あっ・・・はい・・・」
ちょっと・・・脚抓ってみよ・・・
イテえよ・・・加減しろよ 俺・・・
あああああ西原さんが去っていく。
シャンプーのにおい?コロン?
なんかいいにおい・・・
深呼吸しとこ
まるで・・・夢・・・みたい・・・
嬉し泣き。゜。Щ(´ω`Щ)。゜。ぇーん
シャンプーのにおい?コロン?
なんかいいにおい・・・
深呼吸しとこ
まるで・・・夢・・・みたい・・・
嬉し泣き。゜。Щ(´ω`Щ)。゜。ぇーん