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第3話

~ 婚活パーティー 当日 ~


(´д`ι)


はあ・・・とうとうこの日が来ちゃったよ

朝からなんか胃が痛い・・・


~ 婚活パーティー 当日 ~


(´д`ι)


はあ・・・とうとうこの日が来ちゃったよ

朝からなんか胃が痛い・・・


どんな格好していこう?

まああんまりいい格好していって

こいつめっちゃ本気やんって思われるのも

嫌やし・・・


でもあんまりショボイ格好でいくと、

コイツはニートか?って思われるんもシャクやし・・・


どないしたらええねん


(`-д-;)ゞ

あっ 時間がない・・・なんでもええわ

早よ 行こう



会場は、ちょっとレトロな洋館といったような会場だった。

もうすでに受付が始まっているようで、何人かの人だかりが出来ていた。


「パーティー参加者の方は、コチラで受付をお済ませください。」


もう受付始ってるわ・・・


どうしよう?・・・もう少し経ってからにしようかなあ・・・

あんまり早く行くと、やる気マンマンなんて思われてもイヤやし・・・


えっ?あんなおっさんまで来るんかい?年齢層広いなあ・・・

あれどう見ても50代やで・・・


アラ?

あの子まだ若いやん。・・・でも俺には関係ないな

あれは少しレベルが高すぎるわ


「パーティー参加者の方は、コチラが受付となっております。

間もなく開始時間になりますのでまだ受付お済ませじゃない方は、

お急ぎください。」


えっ?もうそんな時間。最悪や。最後なんて目立つやん。


「すみません。参加者の古川 勉です。」


「はい。えっと古川様?古川様?とあっ古川勉さまですね。

ようこそお待ちしておりました。」

「では、参加費用3,000円お願いします。」


「あっはい」


「はいありがとうございます。それとコチラは本日お話になられた方々の

チェックシートになります。ご活用ください。」


チェックシートって・・・これ俺もチェックされているって

ことだよなあ・・・怖w


「では中へお入りください。座席にこの受付番号がございますので、

その番号の席へお座りください。」


「あっはい・・・」


俺は促されるように会場に入った。

中にはもうすでに、40人くらいの人が席に座っていた。


「えっと? B-18・・・」


先程 渡された受付番号を探すとすぐに分かった。


四人掛けのテーブルにもうすでに女性2人と男性1人が着席していて

勉の座席だけが、ポツンと空いていた。


女性は、短髪でめがねをかけた小太りの方にもう一人は、

セミロングの髪に、淡いピンクのスーツ姿。

男性は、40代半ばから後半。色黒で、見るからに・・・


松崎しげる (○゜∀゜)ガハッ∵∴


係りの人にせっつかれてあわてて勉が席に着くと、

司会者がそれを待っていたかのように、話し出す。


「ようこそ こうのとり出会いパーティーへ

今日は皆さまのよき出会いがありますように

願いこのパーティーを開催させていただきます。」


「ではまず初めに、皆様 各テーブルに

男女2名ずつ計4名座られていると思いますが、

各テーブルごとに、自己紹介をお願いします。」


「そして約30分ほどご歓談いただいて、次に席替えを行います。

気に入った方がいらっしゃったら先日 配布させていただきました。

連絡先カードをお渡しいただいて結構ですので、ご利用ください。」


「それでは各テーブル始めてください。」


テーブルに向き合う4人がそれぞれの顔を見回していると

勉の向かいに座る女性が、まずは切り出した。


「はじめまして・・・仲居 美奈子です。28歳です。

 えっと職業は製造関係の会社で事務をしてます。

 趣味は・・・読書です。よろしくお願いします。」


ォォォオオ(・д・oノ)ノ


やるね この人・・・見た目地味なのに・・・

俺 一番最初なんて絶対に無理やわ


「じゃあ次は私でいいですか?こんにちわ 林田 祥子といいます。

年齢は35歳です。ピアノ教室の講師をしています。

趣味は、お花とお茶を少々・・・こういう会に参加するのは、

初めてなので、こんな感じでいいんですか?」


松崎しげるがすかさずフォローをいれる。


「ぼくも3回くらいしか経験ないけど、そんなにかしこまらなくても

 いいんじゃないですか。」


(*;゜;艸;゜;)ブハン


おお大人だよ。しげる松崎~


林田さんか・・・とりまチェックだなこの人

(嬉〃∀〃)ゞ


「じゃあ次は僕で・・・名前は広瀬 洋平。年齢は47歳。

 趣味は・・・サーフィンです。実は僕はバツ1なんですが、

 今度こそ本物の愛を見つける為に、今日はここに

 来ました。よろしくお願いします。」


しげる・・・バツ1なの・・・


でもなんか・・・やな感じ・・・


趣味サーフィンって (-公- ;) チッ


「最後は君だよ」


えっ・・・まさかのしげるからのフリかよ


∑(*゜ェ゜*)


どうしよう・・・緊張してきた・・・

そうだ・・・このプロフィール読み上げよっと


「あっ・・・あっ・・・あのう・・・

 えっと・・・名前は古川 勉です。え~ 年齢は・・・34歳です。

しゅ・趣味は・・・マラソン・・・」


Σ |゜Д゜●;|


いらんところまで読んじゃったよ・・・


「へえ~古川君は、マラソンが趣味なの?」

(*´;ェ;`*) うぅ・・・


しげる~ そこには触れないでええええ


「ははは・・・趣味っていうほどでも・・・」


「凄いですねえ・・・私もジョギングに興味があるんですが、

なかなか始める勇気がなくて・・・」


しょ・しょ・祥子ちゃん・・・やめてその話題は


゜.+:。ヨヨヨョョョ(´;ω;`)´-ω-`)´_ _`)ョョョヨヨヨ゜.+:。


もう・・・大島さん

だからいらんことを書いたらアカンっていったのに

思いっきりマラソンに、食らいつかれてるやん。

(-`ェ´-怒)


もうこの先どうするの?

もうこの先どうするの?

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