最終話
♪メールが来たよ・・・メールが来たよ・・・♪
誰だろう？こんな時間に
♪メールが来たよ・・・メールが来たよ・・・♪
誰だろう？こんな時間に
ん？古川さん？
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
title：【先日はすみませんでした。】
こんにちわ。
先日はせっかくジョギングに誘って
いただいたのに、途中で帰ってしまって
すみませんでした。
気分が悪くなって、慌てて帰ってしまいました。
もし良かったら、先日のお詫びが言いたいんですが、
お会いできないでしょうか？
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
お詫びって・・・こっちが謝らなくちゃあいけないのに
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
♪メールが来たよ・・・メールが来たよ・・・♪
うん？・・・誰だよ・・・こんな遅くに・・・
西原さん？まさかなあ・・・
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
title：【起きてるか？】
古川 起きてたら連絡してこい。
いつもの処に飲みに来てるから
大島
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
o┤*´Д｀*├o アァ・・・
なんだよったく この人は・・・
知らん・・・寝よ・・・
♪メールが来たよ・・・メールが来たよ・・・♪
(#｀Д´)ノゴルァァァァァ!!
だからもうなんなんだよ・・・
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
title：【夜遅くに、すいません】
先日は、友人が失礼な事を言ったようで、
すみません。
こちらが婚活パーティー時のお詫びがてらに
お誘いしたのに、本当にすいませんでした。
もし古川さんの予定がよろしければ、
明日の夜にお食事でもいかがですか？
♪梨沙♪
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
ヽ(‘A｀)ノェェェ
ん？・・・・・えっ？・・・・・西原さん？・・・・・
おおおおおおおお
即返来た？マジか？
明日ってまた急だなあ 明日の予定は・・・
(*´；ェ；｀*) うぅ・・・
ってか ずーっと予定なんかなかったな・・・
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
「古川さん お誘いしたのにお待たせしてすいません。」
「あっ・・・こんばんわ・・・全然待ってないですよ。
それよりこの前は、急に帰ってしまってすいません。」
「あっそのことなんですけど・・・立ち話もなんですから
この先の公園にでも・・・」
「あっはい」
「やっぱりこの時期の夜の公園って寒かったですか？」
「えっ僕は大丈夫ですよ」
「この前は、あゆみが失礼な事を言ったみたいですいません。」
「いえいえ・・・僕は気にして無いですから大丈夫ですよ」
「気分を害されて、帰られたんじゃあ？」
「ち・違いますよ。お腹の調子が急に悪くなっちゃって・・・」
「本当に？」
「はい 本当ですよ。そんなんだから、西原さんが気にしないでください。」
「調子はもうよくなられたんですか？」
「えっ・・・ハ、ハイ」
「ああよかった・・・今日食事に誘ったのにどうしようかと」
「ハ、ハ、ハ・・・・・」
「それじゃあ 行きます？」
「あっ・・・西原さん・・・」
「はい？」
「あの・・・あの・・・」
「どうかされました？」
「僕・・・今まで・・・いつも好きになった子に告白すると・・・
振られてばっかりでした・・・」
「自分で何が悪いのかも・・・分からず・・・だから・・・だから・・・
振られることには、馴れちゃいました。」
「えっ？・・・・・」
「この前 西原さんから婚活パーティーで、連絡先を教えていただいて・・・
僕は変な勘違いをしていたみたいで、あの日からずーと西原さんのことが
寝ても覚めても頭から離れなくて・・・」
「・・・でも・・・西原さんには・・・ステキな彼氏がいて・・・
僕なんかじゃあ相手にならないことも知ってます・・・」
「イヤ・・・それは・・・」
「さっきも言ったように、僕は振られることになれています。
西原さんを誘ったのは・・・
今日・・・ここで・・・僕を振ってほしいんです。」
「えっ？」
「こんな風にやさしくされると・・・僕・・・すぐに勘違いしちゃうから・・・
今日で西原さんの事を・・・ちゃんとあきらめられるように・・・お願いします。」
「古川さん・・・違うんです。あゆみの・・・府川の言った事は・・・
全部嘘なんです。私・・・彼氏なんていないし・・・あなたの事嫌いでもありません。」
「えっ？・・・・・」
「それに・・・それに・・・私・・・好きでもない人に・・・
連絡先を渡すような・・・そんな・・・そんな女じゃありません。」
「あ・・・えええ・・・・・」
「私 古川さんの事 振るなんて出来ません。
どうしてもって言うなら・・・古川さんの方が・・・私を振ってください。」
( ゜ ω ゜ ) ! !
ええええええええええええええええええええ
これって・・・・・これって・・・・・
「西原さんの事が、大好きです。僕と付き合ってください。」
「はい これからもよろしくお願いします。」
(p*´∪｀q)。o○☆**メリクリ**☆○o。(p´∪｀*q)
クリスマスの奇跡とも言うべきか？
こうして俺の長～い彼女いない歴に終止符が打たれた・・・・・
今ですか？
ლ(//´◜◞⊜◟◝｀////ლ)テレテレ
めっちゃ幸せです。
＃バシッ＃
イテェ・・・
「フルカワ 年末の忙しい時に何ボーとしとんねん。女ボケせんと仕事せえ」
「はい。すいません。」
やれやれ また大島さんに怒られちゃった。
でもこの人のおかげで西原さんと出会えたんだから、やっぱり感謝しないと
☆:;;:ア:;;:*:;;:リ:;;:*:;;:ガ:;;:*:;;:ト:;;:*:;;:ウ:;;:☆
「大島さん 感謝します。」
「なんやねんお前。怒られて感謝って・・・・・お前どんだけ ドＭやねん。」
「ち・違いますよ そうじゃなくて・・・・・」
「近寄るな～変態～ 」
（ＦＩＮ）
やれやれ また大島さんに怒られちゃった。
でもこの人のおかげで西原さんと出会えたんだから、やっぱり感謝しないと
☆:;;:ア:;;:*:;;:リ:;;:*:;;:ガ:;;:*:;;:ト:;;:*:;;:ウ:;;:☆
