第10話
「・・・何がですか?・・・ど・どうしたんですか?」
「これ 今来たメールや。見てみい」
「・・・何がですか?・・・ど・どうしたんですか?」
「これ 今来たメールや。見てみい」
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title:【R:不死身な男 古川です】
こんにちわ。
食事よりも私は休日には、
よく走っているんで、
一緒にジョギングなんてどうですか?
♪梨沙♪
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「・・・・・」
「な?」
「な?って・・・大島さんのせいじゃないですか?」
「せいって・・・」
「あんな事、書くからこんなことになっちゃうんじゃないですか?」
「そんな事今さらいってもしょうがないやろ?」
「しょうがないって・・・」
なんて無責任な・・・・・
「フルカワ・・・走れ」
「ハァ?・・・無理ですよ。」
「無理じゃない。走れ・・・それから考えよう。」
「あとから考えようって・・・なんて無責任な・・・」
#バシッ#
「無責任ちゃあうわ。とにかく2人で会うことや。そっから始まるねん。」
「・・・・・」
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title:【マラソンマン 古川です 】
西原さん お誘いありがとうございます。
いつでもいいですよ。
僕も久々に走るんで、ついていけるか心配ですが
置いてきぼりにならないようにガンバります。
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「・・・で?いついくの?」
「あゆみの都合のいい日でいいよ。」
「梨沙 アンタねえ?主婦の私に都合のいい休日なんて
あるはずないでしょ?」
「ごめん・・・」
「まあ・・・梨沙の頼みならしょうがないけど・・・」
「あゆみ ホントありがとうね」
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「・・・で今週末に決まったんか?」
「ええ 西原さんからメールで」
「ふ~ん。でお前は走れる準備してんの?」
「走れる準備って?」
「お前どんな格好で走るつもり?」
「えっ?ジャージじゃダメなんですか?」
#バシッ#
「お前はどんだけセンスがないねん。すぐに買いに行って来い。」
「は・はい・・・」
う~ イタイ出費だあ・・・
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・・・大阪城公園
「おはよう 梨沙」
「おはよう あゆみ」
「例の彼は?まだなの?」
「う~ん もう来る頃だと思うんだけど・・・」
「梨沙・・・まさか・・・あの全身黄色の・・・
変なのとは違うわよね?」
('д'|l!)ぁ゛…
「えっ?・・・あっ・・・あれだ・・・」
「タイツまで黄色ってどんな色彩感覚なの?梨沙 あんた
本当にあれにメアド渡したの?」
「う・・・うん・・・そうみたい」
「西原さ~ん おはようございます。」
「あっ・・・おはようございます。」
「今日は晴れてよかったですねえ」
「そ・そうですね・・・あっそうだ。古川さん紹介します。
私の友達の府川あゆみさんです。」
「あっどうも古川勉です。今日はよろしくお願いします。」
えっ?どういう事?友達連れてくるって・・・
┣¨キ(*´ェ`*)┣¨キ
彼氏紹介しま~すみたいな感じ
q(・ェ・q)ルン♪(p・ェ・)pルン♪
どうしよう?・・・昨日、散髪に行くんだったかなあ?
「初めまして府川です。こちらこそよろしく。」
「じゃあ・・・走りましょうか?」
「じゃあ・・・走りましょうか?」




