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CHECKMATE!  作者: ひややっこ
蟻 -アリ-
14/50

第十四手

 数時間後。

 陽はすっかり暮れかけていた。


「ゼェ……ゼェ……」

「きゅう……きゅう……」


(弱いと思っていたが、完全に舐めてた……。こいつ……、どんなに倒れても、何度も立ち向かう『根性』がある)


 ノックアントが月影(つきかげ)の方へ向かってくる。


「くっ!」


 ドンッ!


 月影の左パンチとノックアントの右パンチが交差し、お互いの頬を殴る。

 つまり「クロスカウンター」である!


「やるな!」

「ギュイ!」

「だが、次の一撃で終わらせる!」


 月影が攻撃の態勢に入った。


「チェックメイト! 『ストレート』!!」


 ドォン!


 真っ直ぐに力強いパンチをぶつけノックアントがその場に仰向(あおむ)けで倒れた。


「きゅう~」


 目をグルグル回している。





「きゅい!」

「ああ、俺も楽しかったぜ」

「兄ちゃん、こいつが何言ってるかわかるの?」

「拳と拳で語り合ったら自然とわかるようになった」

「そ、そうなんだ……」


 金華(きんか)が若干引き気味になる。


「お前のこと気に入ったぜ。どうだ、俺と来るか?」

「きゅい!」


 ノックアントがコクリと嬉しそうに頷く。


「兄ちゃんの初めての召喚獣だねっ!!」

「そうだな。折角だから何かニックネーム付けとくか。……うーん、(あり)だから『あり助』? 『あり丸』?」

「はいはいはーい!! 『きゅう太』にしようぜっ!!」

「『きゅう太』か……。お前はそれでいいか?」


 月影がノックアントに尋ねる。


「きゅい!!」


 きゅう太が元気に返事する。


「これからよろしくな、きゅう太」


 こうして月影に新しい仲間ができた。

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