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プロローグ1

〜補足説明〜


○ジェイウェル・カクゼン

 ジェイウェル准男爵家の一人息子でジェイウェル准男爵領にあるクーニッツ学園の貴族科に所属している。

 かなり優秀で、若冠13歳で論文を書き上げ、王国史上最も頭がいいと言われている。

 また、ユーレンに好意を抱いているが、14歳という多感なお年頃の為素直になれず、暴言を最悪のタイミングで吐いてしまい、それからというもの関係は冷え込んでいる。

 ただ、彼自身は未だ好意を寄せており、彼女にどう話しかけるかずっと悩んでいる。


○ユーレン

 ジェイウェル准男爵家に使える侍女。元々カクゼンに対しては結構好意的だったが、最悪のタイミングで暴言を吐かれたため、それ以来無関係を貫いている。

 だが、一年たった今、まだ怒っているというわけではなく、むしろ、後継者に対してあんな暴言を吐いてしまったため、いつクビになるかビクビクしている。そのため、なかなか彼の前に出ないようにし、出会ってもすぐ立ち去るようにしている。


○ハウスリー邸

 クランペーセ王国のマリヤッカリ郡にあるマルトン県のジェイウェル准男爵領にある邸宅。これが事実上の領都である。


○クランペーセ王国

 3番目に大きい大陸である、グランツ大陸の北西部にある国。いわゆる中小国であり、特筆すべき長所も短所もない国。

 ただ、この国の王族は皆見目麗しいともっぱらの噂である。

 また、この建国47年ともうすぐで50年に届きそうで、これは周囲の国が建国80年前後であることを考えると、まだ歴史が浅い方の国とも言えるだろう。


○身分(国王が最も高く、特別な差別身分が最も低い)

 国王→大公→辺境伯→公爵→侯爵→伯爵→子爵→准子爵→男爵→准男爵→騎士→平民(商人、町人など)→農民→奴隷→特別な差別身分

 上記のようになっている。

 ただ、これはあくまでもクランペーセ王国の中の身分制度の話であり、他国でもそうというわけではない。

 また、国王の子供は皇太子と呼ばれ、位は国王の次に高いが、実質的な発言力は辺境伯以下。

 大公から騎士までの貴族身分と呼ばれる身分は、平民と農民で構成される平民身分よりも位が下がることは基本的にない。また、その子供もそのくらいの1〜2ランク下の貴族と同程度の発言力と位を有するが、平民以下の位になることはない。もっとも、領地没収からの降格処分で騎士に落ち、騎士職も首になったため平民になった貴族もいるため、一概には言えない。


○ジェイウェル准男爵

 建国当初からある准男爵。そのため47年の歴史をもつ。

 ただ、建国後は戦争などがなかったため、位が上がることはなく、貴族ができた例も数えるほどしかないため、極めて普通の貴族と言わざるを得ない。

 ただ、領地の発展度合いも並、位も並ではあるが、大花壇だけは別で、グランツ大陸ナンバーワンの花壇とも評されている。

 いつからだろう、この世のあり方に疑問を持ったのは。

 いつからだろう、自分の生き方に疑問を持ったのは。


 いつも周りの建物よりもずっと高い丘にある、この『ハウスリー邸』の3階にある寝室で寝る前に考える。


 きっかけは些細なことだった。


 ちょうど去年のこと、私が父上の好きな皿を割ってしまったとき、一緒にいたという理由だけで侍女のユーレンが叱られ、彼女がやったわけではないのに2時間にも及ぶ折檻を喰らったのだ。

 当時は自分が叱られなかったことにホッとし、ユーレンがどうなったかなんて気にも留めなかったため、昼食をとって、のんきに食後の昼寝をしていたのだ。

 その裏で彼女がどうなっていたか知らずに、だ。


 極めつけに、1時間ほどの昼寝から起きて、折檻でボロボロになったユーレンに対して「また何かやったのか。もっとミスを減らしたらどうだ。」と冷たい一言を放ってしまったのだ。

 当時は気付かなかったが、この何気ない一言が一気に彼女を追い詰めていたのだ。


 4日後、彼女が最上階の4階から飛び降りたと聞いたとき、そのことに気付いたのだった。

 ただ、幸いにもこれは花が咲き誇る初夏のことで、彼女が一瞬躊躇したことでそこまで勢いがつかず、たまたま我がジェイウェル准男爵家が誇る大花壇の上に落下したため、捻挫程度で済んだ。

 しかし、これらの要因が一つでも欠けていたら、彼女はこの世を去っていただろう。


 最初はお気に入りの侍女であるユーレンが飛び降りたと聞いて狼狽え、自分の行動をとても後悔した。

 だが、次第に自分の許可なく命を絶とうとした彼女にだんだん腹が立ってきて、彼女が応急手当を受けている場所に乗り込み、あまつさえ暴言を吐いてしまったのだ。

 私のこのような行動に対し、彼女はゴミを見るような目で私を見て「ここに居るみんな、明日を生きるためにこんなゴミのもとで馬車馬のごとく働いてるんですよ。あなたはそんな境遇に陥ったことなんかないでしょうけどね!だからそんな行動なんかが取れるんですよ。」と冷たい声で言った。

 この一言で、いかに自分が愚かな行動を取っていたかに気づいた。

 それからというもの、この言葉が耳から離れないのだ。


 そして今日も考える。


 貴族とは何だ。

 私はどう生きていくべきなのだ。

 こんばんは。はじめましての方ははじめまして。ケイです。

 自分が読みたい小説がないので作ってみました。

 最初は更新早いと思うんですが、だんだんやる気なくなって遅くなると思います。

 まだこの作品が読みたいって人はブックマークと評価、コメント宜しくお願いします。

 また、修正箇所があったらコメントで報告していただけるとありがたいです。


〜追記

 前書きの追加など、修正はすぐやりますので、何卒宜しくお願いします。

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