№7 ゴーストライターダイホーン
〈ダイホーン〉の設定です。
〈シュネヴィ〉と共通する部分には、同じ内容が書かれています。と言うか、コピペです。
あちらに目を通した方は、飛ばして読んで下さい。
今後、各部の名称は変わるかも知れません。もっと間抜けな名前を思い付いた場合とか。
身長:190㌢
体重:128㌔
〈印象〉:ノコギリクワガタ
開発者:クラーク・サイモン
読経:「松屋 吉野屋 鋤屋 洋燈亭」
パンチ力:☆☆☆☆
キック力:☆☆☆☆
ジャンプ力:☆☆
走力:☆☆
防御力:☆☆☆☆
必殺技:〈トゥパク・アマル〉(〈コリカンチャ〉使用時)
〈亡霊葬稿ダイホーン〉とは……
→〈DXダイホーンドレッダー〉から実体化する〈PDF〉。現在は梅宮改が所有している。
各部説明
※性能は作劇の都合により変わります(笑)
()内は名前の由来です。
〈ブツメット〉(仏滅+ヘルメット)
→フルフェイスのヘルメット。髑髏を模したデザインは、〈シュネヴィ〉タイプと呼ばれる。〈PDF〉の仮面としては、最もポピュラーなデザインである。
一体成型された仮面には、構造的に脆い接合部が存在しない。主材料は金属化したガラス〈超合金デッド〉で、〈アモルファシュラウド〉に比肩する強度を誇る。原料となる〈オブツダン〉、〈リンジウム〉などの金属は非常に貴重で、中東の限られた地域でしか産出されない。
〈スキャバイザー〉(scab+バイザー)
→〈ブツメット〉に取り付けられたバイザー。〈ダイホーン〉のそれは、アイマスク調のデザインになっている。装着者の目と重なる位置には、カメラが内蔵されている。
〈ビャクゴォーシグナル〉(白毫※+オーシグナル)
→眉間に備えられたランプ。触覚を使った特殊なシステムにより、背後の様子を装着者に認識させる。
(※大仏の眉間にある毛。知らない人にはイボにしか見えない)
〈ホルモンテーラ〉(ホルモン+モンテーラ)
→〈ダイホーン〉の眼窩から突き出た角。闘牛士の帽子「モンテーラ」に似たフォルムを形作っている。
〈デスプレイ〉(デス+ディスプレイ)
→コンタクト型のモニター。装着者の負担を軽減するため、普段は肉眼程度の解像度に抑えられている。49日間は一切手入れが不要で、装着していることを忘れるほど違和感がない。
〈スクリプロセッサ〉(script+プロセッサ)
→〈ブツメット〉に内蔵された補助コンピューター。メインコンピューターの〈スーツリアクター〉と共に、〈PDF〉の管理を行っている。また〈スーツリアクター〉が破壊された際は、その代わりを務める。〈スーツリアクター〉、〈スクリプロセッサ〉、〈スタッフラクタル〉は、どれか一つ生きていれば、正常に〈PDF〉を動かすことが可能である。
〈MEIDOWS〉(冥土+某OS)
→〈PDF〉のOS。何回かバージョンアップされており、現在は「10」と呼ばれるものが組み込まれている。アイコンを使った直感的な操作体系は、初心者にも問題なく使いこなすことが出来る。
〈クタバター〉(くたばった+アバター)
→〈デスプレイ〉に表示されるキャラクター。様々なジェスチャーを使い、〈PDF〉の状態を装着者に伝える。〈ダイホーン〉の場合は、やなせたかし先生チックなクワガタさんが採用されている。
〈ダンマツマスク〉(断末魔+マスク)
→〈ブツメット〉が誇るエアフィルター。周囲の空気から有害な成分を取り除き、装着者に快適な活動を約束する。
〈ダツエバー〉(奪衣婆※+バー)
→〈ブツメット〉の顎部分に備わったロック。これを外さない限り、仮面を脱ぐことは出来ない。
(※三途の川に住み、亡者の服を剥ぎ取ると言われる老婆)
〈ソーサイジョー〉(葬祭場)
→人骨を組み合わせたような首輪。〈DXダイホーンドレッダー〉を使い、首を掻き切ることで実体化する。
〈スーツリアクター〉(スーツアクター+リアクター)
→延髄から突き出た走馬燈。〈PDF〉の動力炉であり、〈発言力〉の吸収、蓄積、管理を一手に担う。更に〈PDF〉全体を管理する機能も持ち、〈スクリプロセッサ〉、〈スタッフラクタル〉と共に三大頭脳と呼ばれている。
〈オクリピット〉(おくりびと+pit)
→両手の骨を模したロック。〈ソーサイジョー〉に装填された〈DXダイホーンドレッダー〉を、胸元に固定する役目を持つ。
「地球上で最も強力な万力」との異名を持ち、アフリカゾウに引っ張られても〈DXダイホーンドレッダー〉を放さない。
〈アモルファシュラウド〉(アモルファス※1+シュラウド※2)
→各部を守る装甲。〈ダイホーン〉のそれは、闘牛士の衣装を象っている。〈ブツメット〉と同様の素材で作られており、他のパーツとは比較にならない強度を誇る。
ただし軽量化の観点から、内側には超高分子プラスチックが用いられている。また内部はハニカム構造で、空いたスペースには様々な機器が詰め込まれている。
(※1→非晶質の意。結晶構造を持たない物質を指す)
(※2→死体を包む布)
〈モランボーン〉(某焼き肉のタレメーカー+骨)
→〈アモルファシュラウド〉の一種で、胸部装甲。闘牛士のジャケットを模している。
〈ヤキニクノタレギーリャ〉(焼き肉のタレ+タレギーリャ)
→〈アモルファシュラウド〉の一種で、脚部から腰部を保護する装甲。闘牛士のズボン「タレギーリャ」を象っている。
〈レームダクト〉(レームダック※+ダクト)
→主に腹部に設けられた換気口。〈PDF〉内部の空気を排出し、外部の酸素を取り込む機能を持つ。各部のノズルから噴出する圧縮空気も、元々はここから取り入れられたものである。
(※政治用語で『死に体』のこと)
〈クワバラング〉(クワバラ+ラング)
→胸部に内蔵されたリブリーザー。装着者の呼気から二酸化炭素を取り除き、酸素として循環させる機能を持つ。水中や宇宙など息が出来ない場所で、装着者に酸素を供給するのが役目である。
〈スタッフラクタル〉(スタッフ+フラクタル※)
→ヘソの真上に取り付けられた球体。三大頭脳の一つであり、メインコンピューターの〈スーツリアクター〉を補助する役目を与えられている。
(※一部分を切り取っても、全体像と似る図形)
〈ヴァニタスキン〉(ヴァニタス※+スキン)
→装着者の全身を覆う革製のチューブ。ミイラのように巻き付くことで、黒いボディスーツを形作っている。伸縮性はゴム以上であり、何ら装着者の動きを妨げない。
素材となっているのは、地球上最も過酷な島に棲息するシカ「禍苦禍苦死禍鹿」。
(※絵のジャンルで、虚しさや儚さを題材にしている)
〈フリッケライン〉(フリッケライ※+ライン)
→全身を循環するエネルギー流動路。〈ダイホーン〉のそれは青色で、霜降りに似た模様を形作っている。必要に応じ、発光しないようにすることも可能である。
(※独語で『つぎはぎ』の意。スパロボ好きにはお馴染みですね)
〈イカサマニューバ〉(イカサマ+マニューバ)
→各部に備わったノズル。限界まで圧縮した空気を噴出し、移動や攻撃を助ける。〈ダイホーン〉のそれは、ホルンを模している。
〈ヒラリムレタ〉(ヒラリと避ける+ムレタ※)
→〈ダイホーン〉の半身を覆うマント。その表面には、何十層にも渡って水の膜が積み重ねられている。これにより、ほとんどの攻撃を「スリップ」させてしまう。華麗に攻撃をいなす姿は、闘牛士と賛美する他ない。
(※闘牛士のマント)
〈ダイマチェット〉(ダイホーン+山刀)
→右手を覆う銃剣で、水牛の頭骨を模している。手綱型の引き金を引くことで、鼻の穴から金串状の徹甲弾を発射する。また〈ダイホーン〉の全身に刺さった突剣を装填することで、四種類の砲弾を放つ機能を持つ。
〈ダイノーズ〉(某ポケモン)
→〈ダイマチェット〉の鼻の穴。金串を放つ際、銃口となる。
〈INABA〉(某ツナ缶メーカー)
→金串状の徹甲弾。カジキマグロを模した形状で、凄まじい貫通力を誇る。
〈ダイコーン〉(大根)
→〈ダイホーン〉の全身に刺さった突剣。〈ダイマチェット〉の口に装填することで、四種類の砲弾を実体化する。それ自体が極めて鋭い剣であり、武器としても用いられる。
〈ダイソー〉(某100均のお店)
→〈ダイマチェット〉の生やした角。高速振動で切れ味を増しており、鉄骨さえ両断する。
〈ブルズアイ〉(英語で的の中心に命中させること)
→〈ダイマチェット〉の目に仕込まれたレーザーポインター。照準を合わせる際は、標的と〈ダイホーン〉を青い光線で結ぶ。
〈DXダイホーンドレッダー〉
→卒塔婆型の〈偽装〉。〈ソーサイジョー〉に装填することで、〈ダイホーン〉を実体化する機能を有する。
正真正銘、〈PDF〉の要であり、破壊されることは〈ダイホーン〉の消滅を意味する。そのため、全パーツ中最高の強度を与えられており、〈ダイホーン〉本体が木っ端微塵になっても傷一つ付かない。
本体は〈ガンジョニュウム合金〉製。「100均のおもちゃっぽい」とディスられる外装は、超高分子プラスチックで出来たカバーである。
〈ブッシャリンボー〉(仏舎利※1+鈴棒※2)
→〈DXダイホーンドレッダー〉に取り付けられたセレクター。側面のアルファベットに合わせることで、〈返信〉解除や〈結論〉の発動などを行えるようになっている。アナログゆえに信頼性が高く、〈ハーベイト財団〉系列の〈PDF〉には、500年に渡って採用され続けている。
外観は鈴棒に瓜二つで、タイピンのように上下する。ただし、〈ブッシャリンボー〉には生体認証式のロックが掛かっており、装着者以外には動かすことが出来ない。
(※1→お釈迦様の骨)
(※2→仏壇のお碗を叩く棒)
〈オカルトーン〉(オカルト+トーン)
→〈DXダイホーンドレッダー〉の背面に設置されたスピーカー。操作に対応した読経を発し、装着者に状況を報せる。
歯車状のツマミを回すことで、音量を調節することが可能。また隠密行動を想定し、音声をオフにすることも出来るようになっている。
〈エンマダイオード〉(閻魔大王+ダイオード)
→発光ダイオード(LED)。〈ブッシャリンボー〉側面のアルファベットを光らせるのに用いられている。通常時は白く輝いているが、ある条件下で七色の光を放つ。




