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絶望悲観失脚
妄想が頭を周る。
俊の脣と私の脣が重なれば。
可愛げの無い私にそんな事する訳が無い。
押し倒されたら。
私の体が細すぎてヤりたくてもヤレない。
壁ドンされたら。
むしろされている所を見てみたい。
授業も真面に聞いている
つまら無い女ですから。
貴方のような特別に値しない。
平凡に生きて、平凡に死ぬのが
最高の人生と思うから。
貴方ともし結婚しても
貴方思い通りの奥樣になれ無い。
凛と生きる貴方と
平凡に生きる私が
結ばれたとしても
結び切れないの。
それでも良いと思う。
眺める観賞用として、
彼を見れば好いのだから。
たまに妄想が膨らむ。
そんな時は落ち着いて
そんな現実は起きないのだと。
静かに彼を見つめて、
私は死ぬまでそうして居るだろう、、、
彼の為に結婚も出来ないから、、、
苦しめば苦しむほどどうしようと惑う。