くだらない世界
では、どうぞ。
001
学生「やべー明日学校なのにレポート終わってねぇよ。しかも、もう5時だし。よし!今から寝ないでやるか。
(プルル♪プルル♪)
学生「誰だよ、こんな時間に。はい」
「私、月曜日。今、貴方の家の前にいるの」
学生「は?」
月曜「(ツー、ツー)」
学生「なんだよ、イタズラかよ。こんな時間に」
(プルル♪プルル♪)
学生「またかよ。はい」
月曜「私、月曜日。今貴方の部屋の前にいるの」
学生「はいはい。じゃあ、入って来いよ」
月曜「(ツー、ツー)」
学生「クソっイタ電に付き合ってたら全然終わらねぇ」
(プルル♪プルル♪)
学生「クソっ本当にウザい」
月曜「私、月曜日。今、貴方の後ろにいるの」
学生「いい加減にし」
その時、今までとは違う空気を感じ恐る恐る振り返った。
学生「ギャー!!」
目の前に、爽やかな朝の日射しが注ぎ込まれていた。
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002
地球「太陽のやつマジで嫌だわー。なんか太陽フレアとか必殺技使って磁気飛ばしてくるし、夏の日中はなんか張り切ってるからクソ暑いんだよなー。本当勘弁してほしいよ」
太陽「・・・」
月「俺のスポットライトの悪口を言うやつは誰だろうと許さん!」
太陽「月!!」
地球「カッコいいこと言ってるけど、自分が目立つように太陽を利用してるだけじゃねぇか」
太陽「月、そんなわけないよな!?」
月「え?まぁ、バレちゃ仕方がないな。そうだよ。ただ、利用してるだけだよ」
太陽「貴様」
月「だって、光が無かったら、ただの熱い物体じゃん。正直、暑いんですわ。我慢してるけど」
太陽「お前ら絶対許さん」
地球「あ?なんだ?やんのか?」
太陽「やってやるよ」
宇宙「うるせぇ!!仲良くできねぇならお前らこの空間から追い出すぞ!!」
地球、太陽、月「すみませんでした!!」
こうして、地球、太陽、月は支えあう存在になりましたとさ。
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003
A「よっしゃー。今日はMステに篠田麻里子出るぞ!絶対見ないと」
そう独り言を言うと、チャンネルをテレ朝に合わせる。
タモリ「最近、雨多いねぇ」
アナウンサー「そうですねぇ」
いつものちょっとしたトークで始まる。
アナウンサー「それでは早速聴いて頂きましょう」
A「よっしゃー!いきなりや!」
アナウンサー「篠田麻里子さんで、上からマリコ」
テレビ「上から~♪」
そして、Aは聴き終わり、
A「そういや、他に誰が出るんだろう。暇だし見るか」
Aは、そのままテレビを見る。
アナウンサー「それでは、聴いて頂きましょう。ホラー映画の主題歌です。山村貞子さんで、井戸から貞子 feat'志津子」
A「は?」
テレビ「井戸から貞子~ホラーチックな奴め♪」
Aは状況が飲み込めなかった。
現実とは思いたく無かった。
その夜、Aはテンションが高くダンスを踊る貞子の悪夢にうなされた。
以後、この回を録画してた者から流失し、世間に呪いのビデオとして広まった。
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004
月曜「好き!!」
男「ゴメン。俺、好きなやついるんだ」
月曜「何よ、どうせ日曜でしょ!?」
男「うん」
月曜「なんで日曜なの!?なんで、私じゃダメなの!?」
男「だって、自分の時間をくれないじゃん」
月曜「それは・・・」
男「だからゴメン」
月曜「本命は日曜でいいから!!私は二番目でいいから。頑張るから!!できるだけ貴方に時間をあげるから」
男「無理だよ」
月曜「無理じゃない!私、1月の2週目頑張るから」
こうして、成人式が作られました。
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005
一万円「小銭とかマジ下級www」
五千円「本当、マジないわぁ」
千円「まぁまぁ、そんなこと言うなよ」
一万円「あ?お前だって札の中じゃ一番下なんだぞ」
千円「・・・(クソっ)」
小銭「おい、お前らの仲間だろ?そんなこと言うんじゃねぇよ!!」
千円「お前ら」
一万円「は?なんだ?クズは黙ってろ」
小銭「あ?お前らなんて世の中の子供を救うために駅前やコンビニの箱に入ったことないくせにデカイ口叩いてんじゃねぇよ!!」
一万円、五千円「・・・」
二千円「(俺って・・・)」
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006
以前、第1回風船会議が行われた模様です。
ノーマルタイプ「バルーンアート用は人気があって羨ましいなぁ」
アート用「何言ってんだよ。お前だって人気じゃないか。子供に持ってもらってるじゃないか」
ノーマル「でも、お前みたいにプードルとかになれないし」
ジェット風船「お前ら何言ってんだよ。俺なんて飛ばされたら、そのまま放置されて挙げ句の果てには踏まれたりするんだぞ?」
ノーマル「いや、でもお前達が一斉に飛ぶ姿は綺麗だぞ!!」
ジェット「それは、お前達が踏まれたことがないからだよ。なぁ、水風船」
水風船「俺なんて、水を入れられ、投げられ、最終的には公園のゴミになるんだぜ・・・。風船界の神風特攻隊だよ・・・。燃料片道分しかないし、俺達の家訓は、濡らして割れろだからな」
一同「・・・」
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007
今回は、大学生活であった一部を暴露します。
マンションで一人暮らしの友達の家によく遊びに行ってたんですが、友達が一人でおることがわかってる場合。
エレベーターの中で
僕「今から行っていい?」
友達「ええよ!!」
3秒後
僕「ピンポーン(インターホンを押す音)」
友達「来るまでの過程は!?今の電話に何の意味が!?」
また、その友達が他の友達とおる時は鍵をかけていないんで、おるのがわかってる時
僕「今から行くわ」
友達「了解」
数秒後
僕「(ピンポーン)うぃーす」
インターホンを押すと同時にドアを開ける男子大学生
友達「うぃーす。じゃねぇわ!!インターホンの意味はどこ行った!?」
遅くなった時は
僕「悪い悪い。いつも停まる駅を電車が通過せずにいつも通り停まったから」
友達「当たり前や!!」
テレビを点けてて、面白い番組が無い時
僕「なんか面白い番組…」
友達「えーなんもないわぁ」
僕「作って」
友達「作る!?無茶にも程がある!!」
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008
砂時計「見よ。私の、このパーフェクトボディを」
掛け時計「うるせぇ!!お前なんてカップラーメンにしか需要がないだけのやつじゃねぇか」
砂時計「クビレがないやつは黙ってろ」
目覚まし時計「喧嘩は止めろって」
砂・掛け時計「てめぇは朝からピーピー泣いてんじゃねぇよ!!」
目覚まし時計「・・・」
腕時計「まーまーその辺にしとこうぜ」
目覚まし時計「腕時計・・・」
砂時計「うっせぇ!!一日中くっついて歩いてるリア充は黙ってろ」
目覚まし時計「そうだ!!リア充は引っ込め」
腕時計「あーるぇ!?」
砂時計「いや、目覚まし、お前も引っ込め」
目覚まし時計「・・・」
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009
口「実は・・・」
耳「やべー、タコできた」
へそ「お茶沸かしてくる」
足「俺、洗ってくるわ」
手「俺には負えない」
頭「冷やしてくる」
鼻「折れたー」
膝「あはははは」
僕「どうしましょう?正常なのは目だけなんですよ」
医者「目も当てられない」
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010
ボールペン「私、消しゴムのことが好き!!」
消しゴム「気持ちは嬉しいけどゴメン」
ボールペン「なんで駄目なの?」
消しゴム「俺じゃ、お前は消せない」
ボールペン「別に消せなくたって気持ちがあればなんとか」
消しゴム「ならないよ。とにかく、ゴメン。それに好きなやつがいるんだ」
ボールペン「・・・・わかった」
消しゴムside
消しゴム「よし、今日絶対言うぞ」
シャーペン「そう言えば、消しゴムに呼び出されたけどなんだろう」
消しゴム「シャーペン!」
シャーペン「何?」
消しゴム「お前が好きだ!ずっと一緒にいたい。お前が間違っても俺が消してやる!」
シャーペン「え?あ・・・・・・・うん!私も!私も正解に辿り着くまで書く!」
ボールペンside
ボールペン「はぁ・・・・・振られちゃった。もう、どうでもいいや」
修正液「何、落ち込んでるんだよ?」
ボールペン「あんたには、関係ないでしょ」
修正液「ははぁん、さては振られたのか?」
ボールペン「そうよ!何?悪い?どうせ私は消せないわよ!」
修正液「・・・・るよ」
ボールペン「は?何?」
修正液「俺が消してやるよ!」
ボールペン「え?アンタ何言ってんの?」
修正液「俺がお前を消してやる存在になってやるよ!」
ボールペン「ば、馬鹿じゃないの?アンタ。私が消せるはずなry」
修正液「消せる!!俺がお前を真っ白にしてやる」
ボールペン「修正液・・・・もう・・・馬鹿」
兄「こうして、二組は結ばれましたとさ。めでたし、めでたし」
妹「うわぁ。ガチできめぇ」
とりあえず、続編は気が向けば書きます。