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王都脱出 イージーモード

「夜でも人がけっこう出歩いてるんだな」


幸明は城下町を歩きながらキョロキョロと周りを見回す


「しっかし、困った


金がない…」


そう思い元の世界で使っていた財布を開いて固まる


「は?


見たことないんだけど、まさか…これがこの世界の金?」


幸明は見たことない紙幣と効果に戸惑う


「相場も価値もわかんないからなぁ…下手に使ってぼったくられたり怪しまれて捕まるのは避けたい


仕方がないからここは通り過ぎよう


チラホラ見かける食べ物の店に気を取られながら大通りをひたすら歩く


やがて大きな門が見えてきた



門は開いており、たまに人が出入りしている



(あれが異世界の定番、冒険者というやつかな)


幸明は武器を持ったり、荷馬車を連れてる人たちを見る


「このまま自然に通れれば良いけど…」


門には門番がいる


門番はたまに出入りする人を目線で確認するが何も言わない


冒険者たちは門番を気にすることもなく通り過ぎる


(俺の格好は明らかに冒険者とは違うが…もし、止められたら何か言い訳をしなきゃな…)


できるだけ緊張を出さずに門の中央付近、両端に立つ門番からできるだけ遠くなるように道を歩く



そして…



門を通過してそのまままっすぐ歩き100メートルほど離れてから幸明は歩みを止めた



「はぁ〜、マジかぁー」


幸明は街道の縁に腰を下ろした


「こんな簡単に王都を出れるとは…


宿舎に貼ってあった地図だとこの街道をそのまま歩けば2日くらいで次の街に着くらしいからな…まぁ、ここまで来ればすぐには捕まらないだろうし、ゆっくり行こう。



まずは、スライム召喚!」


ぷるん!


「よしよし、じゃあゆっくりと歩きながらこの先のことを考えていこうぜ」


ぷるぷる


「小さな頷いてるのか?


癒やされるなぁ〜」


幸明は手の上にスライムを載せると歩き出す





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