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第86話 ヴェネト接敵

 宙域防衛艦ベネディット級の艦船は予定通り、5隻建造される。

 1番艦ベネディット エルマー・ベルツ艦長

 2番艦ホワイトアース アヒム・テールマン艦長

 3番艦レジナ ブルーノ・バールケ艦長

 4番艦ヴィットリオ ドミニク・オータン艦長

 5番艦ヴェネト エミール・バルテル艦長

 の5隻でそれぞれ12機のクリスを搭載している。2隻が索敵を行い3隻は月の裏側の軍事施設で、1隻が休暇を取り、2隻が待機をしている。

 アスカロの事件以来、ムーラーとの接触は無かったが索敵は絶えず続けている、地球をムーラーに見つけられるわけにはいかないのだ。

 この索敵体制になって半年になろうかという時、木星方面を索敵中のヴェネトがムーラーと接敵する。

 ヴェネトのクリスのタオ3が索敵中、レーダーに高速で近づく物体を捕らえる。

 「タオ3からタオ4、レーダーに反応あり、応援を願う。」「タオ4、了解。」

タオ3は、タオ4はと連携し迎え撃つとともにヴェネトに連絡を入れる。

 「タオ3から管制、高速で移動する物体を発見。タオ4と共に確認する。」「了解。」

ヴェネトは第一次戦闘態勢に移行し、搭載するクリスを発進させるとともに、索敵中のベネディットに通信する。

 「ヴェネトからベネディット、高速で移動する物体を発見。これより確認する。」「ベネディット、了解。これより応援に向かう。」

ベネディットのエルマー艦長は二交代制から第二次戦闘態勢に移行してヴェネトのいる宙域を目指す。

 索敵していたタオ3,タオ4は宇宙空間を高速移動する物体をムーラーと確認する。ムーラーは群れで移動している。彼らはクリスに気づいたのか近づいてくる。

 タオ3,タオ4は2機でムーラー引き付け盾に内蔵されているビームバルカン砲を掃射するが数が多く打ち漏らしが出る。タオ3,タオ4は残りをライフルで撃ち仕留める。

 しかし、第2波はレーダが塗りつぶされるほどの大群である。ヴェネトから発進したクリス6機が加わり8機になるがムーラーの数が多すぎる。

 8機のクリスは円陣を組みビームバルカン砲で掃射して、ムーラーを塚づけないようにする。

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