表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/346

第45話 魔法少女

 俺は、1週間訓練して飛ぶことに慣れてきた。

 次は実戦用の訓練である、俺は剣も習っているので魔剣マノーブルを使った戦闘スタイルにする。魔剣マノーブルを調べたサイーシヤによるとかなり大きな魔力耐性を持っており、物理的衝撃にも強いらしい。

 俺は魔剣マノーブルを大剣にして、魔力を乗せ斬撃する。サイーシヤの研究室の壁が裂けた。

 「陛下、何をするんですか。」「すまない、つい。」「何ですかそれ。」

俺は最終手段を使うことにする。

 「ごめん、愛しているよサイーシヤ。」「仕方ないですね、気を付けてください。」

サイーシヤは態度をころッとかえる。魔女殺しは、意外とちょろいのかもしれない。

 訓練はランド2のフレームシリーズの演習場で行う。俺は、魔剣マノーブルで大剣による斬撃と槍による砲撃を使えるようにする。

 そして最後にサイーシヤとの模擬戦をすることにする、これにはアピルも見学に来る。サイーシヤはランクS++の魔術師であり、魔女殺しの異名を持つ。

 攻撃は全てかわされた、俺が魔力を使うタイミングを読まれているのだ。そしてたった一撃でやられてしまう。敗因は、魔力の収束にタイムラグがあることと相手の魔力の流れを読み切れていないということだ。

 まあ、それができればサイーシヤとまともに戦っていただろう。それでも魔術師の評価はAである。


 サイーシヤは俺に魔術戦用のスーツをくれると言ってくる。魔剣マノーブルの技術を応用したものでペンダントの形をしている。

 サイーシヤは、魔術戦用のスーツの説明をする。

 「ペンダントに意識を集中すると着用の設定ができます。」

俺はペンダントに集中しスーツ着用を命じる、すると服が変わった。なぜか下が涼しい、それに服の色がピンクだ。

 アピルが笑い転げている。何か変だ、俺は姿見を魔力で作り出す、そこにはフリルとリボンを付けた魔法少女のコスプレをした変態がいる。もちろん俺のことだ。

 「サイーシヤ、どういうこと。」「これ、女性用に作ったんです、でも性能は保証します。」

俺は、このペンダントをアーシャにプレゼントした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ