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第320話　フレイムランドの発展

　フレイムランドの都市、ゲートタウン、カンペール、カスパル、カルピ、ウーディネ、グリル、トラーニ、ロヴィーゴは落ち着きを取り戻してきている。

　急激な人口増加と地球滅亡による物資の減少で、食糧問題と資材の不足が問題となった。しかし、食糧問題は備蓄食料の放出で乗り切ることが出来た。

　資源も採掘場の開発で解消しつつある。仕事も開発が進んでおり、仕事を選ばなければ、就職に困ることはない。

　フレイムランドは加速度を上げて巨大化している。ペスカーラは、すでに学園都市として機能している。

　観光都市としては、少しずつ、生活に余裕ができた人々が観光に来るようになってきており、機能を発揮しようとしている。

　しかし観光で人気のあるのは、ランド２とランド３の間の宇宙旅行である。ゲートタウンとウーディネを１泊で往復するのだ。輸送船の席は、１か月待ちとなる人気ぶりである。

　また、軍への志望者は多いが必要な人員は限られているため、狭き門となっている。