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第319話 宇宙軍の再編
月に集まっていた艦隊はそれぞれの役目についている。壊滅したオーバン提督の艦隊の代わりにベルント提督の艦隊が異世界側の宇宙の警戒に就く。
すでにボニート提督、シモーネ提督の艦隊は、門を通って異世界側にいる。
機動要塞ヘルヘイムは、修理を終え、地球宙域にいる。沈んだ宙域防衛艦の補充はない。
ゲリエール、ケベック、ゼラス、レパルスの4隻がついて来ている。
1番艦から10番艦は、前線基地が壊滅したので月基地を拠点にしている。ルーカス提督の艦隊は月を拠点に活動している。
近衛艦隊のスクルド、スコーネ、グローサは浮島を拠点に地球の周囲を警戒している。
ジェームス提督、クリストフ提督の艦隊は地上の探索をしている。
前線基地の復旧と沈んだ宙域防衛艦の補充が話し合われたが、戦死者が多く、人員の補充ができないため中止となる。
地球が壊滅したため、フレイムランドは、物資のすべてを自給しなければならなくなり、余裕がないのである。