第307話 ボニート提督、シモーネ提督の戦い
ボニート提督の艦隊とシモーネ提督の艦隊は、合流してオーバン提督の艦隊が接敵した宙域に向かう。両艦隊は、レーダーに巨大な影を捉える。
ボニート提督とシモーネ提督は、影に近づくことなく、センサー付きミサイルを発射する。ミサイルは、つぶされる前にムーラーの群れをとらえる。
両提督は艦隊を密集隊形にして、168機のフレームシリーズを発進させる。発進したフレームシリーズは艦隊の守りにつく。
ボニート提督の艦隊とシモーネ提督の艦隊は、交互にSPA砲を撃つことにする。ボニート提督の艦隊のSPA砲がムーラーの群れに撃ち込まれる。
14門のSPA砲は、ムーラーの群れに穴を開けるとともに2つの巨大な物体を燃え上がらせる。シモーネ提督は、センサー付きミサイルを発射する。
4発のミサイルは、巨大な物体がムーラーの本拠地であることを明らかにする。シモーネ提督は、ベネディット級のSPA砲の射線を本拠地に合わせる。
艦隊は14門のSPA砲を発射して、ムーラーの群れにさらに穴を開けるとともに2基の本拠地を壊滅させる。シモーネ提督は、25基目の本拠地の壊滅を報告する。
ムーラーは艦隊に距離を詰めようと迫ってくる。ボニート提督の艦隊とシモーネ提督の艦隊は、後退しつつムーラーの群れとの距離を保つ。
少数のムーラーが艦隊に近づくが、フレームシリーズがビームバルカン砲で掃討していく。両艦隊は、ムーラーの群れに囲まれないようにSPA砲の射線を変えながら発射する。
さらに6基のムーラーの本拠地を発見して壊滅させる。しかし、ムーラーの群れは、尽きることなく艦隊に迫ってくる。