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第303話 前線基地襲撃

 小惑星帯に向かっている宙域防衛艦がムーラーと接敵したころ、前線基地でも異変が起きている。前線基地のレーダーが塗りつぶされているのである。

 クリスが2機確認のため発進するが、たちまちムーラーの群れに取り囲まれる。クリス2機はムーラに捕まり自爆する。

 基地司令はステルススクリーンを展開して、やり過ごすことにする。しかし、数で押してくるムーラーにステルススクリーンは通用しない。

 ムーラーは空間を埋めるように進行してくるためステルススクリーンは用をなさない。基地司令はクリスを全機発進させ、10門の三連砲を発射させる。

 ムーラーが基地にとりつくのは時間の問題である。基地司令は、白兵戦の用意を指示する。

 ムーラーは、ドックから侵入を始める。メカニックが自動小銃で立ち向かうが、ムーラーに効果は薄い。

 犠牲者が増えていく。騎士がムーラを切り倒していくが、侵入するムーラーの数の方が多い。

 出撃したクリスもムーラーに捕まり自爆していく。騎士も力尽き、ムーラーの犠牲になって行く。

 前線基地はムーラーの群れに飲み込まれ沈黙する。

 前線基地の通信途絶を受けて、レジナ、ヴィットリオ、ヴェネト、ルチヌ、クーロンヌ、ミッチェル、ハインド、トライアンフがムーラーの群れの中を進んでいる。

 レジナはヴェネトと合流する。レジナ、ヴェネトは16機のフレームシリーズに守られ、交互にSPA砲を発射して、前に進む。

 ヴィットリオ、トライアンフは合流し、SPA砲を交互に発射して、前に進む。

 ルチヌ、クーロンヌ、ミッチェル、ハインドは合流して32機のフレームシリーズと16機の強化ユニットを装備したクリスを発進させ、ムーラーを掃討し始める。

 レジナ、ヴェネトは前線基地に到着し、前線基地がムーラーに占拠されていることを確認する。状況は月基地に報告される。

 ヴィットリオ、トライアンフも前線基地に到着してレジナ、ヴェネトと合流する。16機の強化ユニットを装備したクリスを発進させ、ムーラーの群れを掃討を始める。

 32機のフレームシリーズは基地に近づき状況を調べる。前線基地は、全滅している可能性が高い。4隻は、騎士を4人づつ出し、連絡艇で前線基地の内部の捜索に向かわせる。

 内部を騎士たちが調べるが、ムーラーの死体が転がっているだけで、人は誰もいない。ブルーノ艦長は、月基地に前線基地の全滅を報告する。

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