表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/346

第30話 セカンドフレーム・ホワイトフラウ

 セカンドフレームの試作機が完成した。純白の機体である。FS-0ホワイトフラウと名付けられた。ホワイトフラウのテストのためにスクルドで小惑星帯へ向かうことになる。

 イザベラとローガンはシミュレーションで既にホワイトフラウの操作をマスターしている。エースパイロットは、伊達ではないらしい。

 今回搭載機は、スノウビューティー、ホワイトフラウ3機、シルフⅡ4機でパイロットは俺を入れて7名である。

 ホワイトフラウの盾はウルクの流用ではなく、新型の物でビームバルカン砲1門を内蔵している。今回はドニィーシャは同行しない、前回が特別であったようである。

 俺は艦橋へ行き、アデル艦長に挨拶する

 「テストのために済みません。」「この船は陛下のための物です、ご自由にお使いください。」

アンドロイドのスクルドにも挨拶する。

 「今度も頼むよ。」「はい、任せてください。」

管制から出港許可がでる、アデル艦長は指揮を始める。

 「発進、ステルススクリーン展開用意。」「位相面接触まで5秒。」「ステルススクリーン展開。」

 「位相面抜けます。」「スクルド加速。目標小惑星帯」

再び俺は地球を離れる、小惑星帯に入るとスクルドはステルススクリーンを解除し、シルフⅡが索敵を始め、センサーを設置する。

 準備ができるとイザベラとローガンが発進する

 「シール1進路クリヤ発進どうぞ。」「了解。」

 「シール2進路クリヤ発進どうぞ。」「了解。」

2機のホワイトフラウは小惑星帯の中を滑るように飛ぶ、2機はどんどん加速していく。小惑星の表面を高速でかすめていく。

管制官が慌てる

 「シール1、シール2危険です、帰艦願います。」「シール1、了解。」「シール2、了解。」

2機のホワイトフラウは着艦する。格納庫に行くとイザベラが降りてきた。

 「ほむら、これすごいよ、これなら宇宙ナメクジに遅れは取らないよ。」「それは良かった。」

興奮しているようだ。ローガンも降りてきた。

 「素晴らしい機体です。」「まだ、これからだよ。」

ローガンもホワイトフラウを気に入ったようだ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ