表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
296/346

第297話 ベルント提督の艦隊

 浮島の司令部では、ムーラーの本拠地を10基壊滅の報告を受ける。そして、ダンケルクとアルデバランが沈み、ヘルヘイムがムーラーの群れに囲まれている状況報告を受ける。

 ダンケルク、グラスゴー、セラピス、アルデバラン、ヴァリアント、ヘクターの6隻が沈んでいる。ムーラーは、すでに木星宙域を抜けているはずだが、ルーカス提督の艦隊とベルント提督提督の艦隊は、まだ接敵していない。

 宙域防衛艦も10隻が接敵していない。ムーラーは戦力を集中して、フレイムランドの船を各個撃破している形になっている。


 ベネディット、ホワイトアースは、ゲリエール、ケベックと合流を図る。2隻はムーラーの群れの中を進んでいく。

 16機のフレームシリーズは消耗してきたので帰艦を指示する。強化ユニットを装備したクリス8機を発進させ、船の守りにつかせる。

 4隻の艦長は申し合わせて、合流地点を定める。4隻はムーラーを撃ち消しながら進み、合流する。

 これで船を守る搭載機は倍になる。SPA砲も8門になる。4隻は接近して一塊となってムーラーの群れの中を進んでいく。ムーラは無数にいるが、本拠地は見つからない。


 ベルント提督の艦隊は、小惑星帯の手前に展開している。艦隊の左翼のエレクがムーラーと接敵したと報告がある。

 ベルント提督は中央のフレームシリーズを応援に出そうとする。その時、右翼のワルカがムーラーと接敵する。次々に接敵報告が来る。

 ムーラーの群れは前方から艦隊を包みこむように向かってきている。ベルント提督は艦隊に密集隊形を命じる。

 このままでは各個に撃破されてしまうだろう。船をフレームシリーズに守らせ、熱核弾頭ミサイルを発射する。

 すると前方に燃え上がる物体を見つける。センサー付きミサイルを4発、前方に撃ち込む。ミサイルはムーラーにつぶされていくが、つぶされる前に本拠地をとらえる。

 ベルント提督は、前進を指示して、ベネディット級2隻にSPA砲の発射準備を指示する。発射準備完了の報告と同時に発射を指示する。

 4門のSPA砲は本拠地を消し去り、ムーラーの群れを抜ける穴を作る。ベルント提督の艦隊は穴を抜けてムーラーの群れから離れる。

 提督は方向転換してムーラーの群れを追うことする。浮島の司令部に11基目のムーラーの本拠地の壊滅の報告が届く。

 しかし、戦いの最前線が木星から小惑星帯の手前に移動したことになる。ジェームス提督とクリストフ提督は合流し、ムーラーの群れに向かうことにする。

 木星宙域に入っているルーカス提督は、ヘルヘイムへ向かう。オーバン提督、ボニート提督、シモーネ提督の艦隊は月から地球に向かっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ