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第272話 対ヴァルナ

 俺は、使った魔力をすべてコントロール下に置いている。その魔力を使って魔弾を作り、ヴァルナに撃ち込む。

 ヴァルナは魔弾を作り、俺の放った魔弾に撃ち込む。魔弾は爆発する。

 そこを狙ってライフルで魔力を乗せたエネルギー弾を撃つ。ヴァルナは多重シールドでエネルギー弾を止める。

 俺の撃った、エネルギー弾は1発ではない、2発目がシールドを突き抜け、ヴァルナに直撃する。SPA砲並みに威力のあるエネルギー弾である。

 ヴァルナは、左腕を焼失するが、すぐに再生する。気配はわずかに揺らいだ程度で大きな変化はない。

 ヴァルナは、接近戦を選んだのか、瞬間的に俺の前に現れる。その時には俺は移動をしている。

 俺は五感だけでなく、戦場に満ちた自分の魔力でも動きを捕えているのである。

 ヴァルナの周りには俺の作りだした魔弾が4つ取り囲んでいる。魔弾はヴァルナに殺到する。魔弾が爆発する。

 俺は気配でヴァルナが健在なのを感じ取り。ライフルのエネルギー弾を3発撃ち込む。

 ヴァルナは多重シールドでエネルギー弾をを防ぐが2発目、3発目が直撃する。

 俺はこれで片付いてくれと願う。切り札の収束砲を使いたくなかった。

 エヌルタを倒すためダバオで収束砲を使ってダバオ湾を壊滅させているのである。

 ヴァルナの気配は、弱くなる。彼は体を再生している。

 今度は確実にダメージを与えられたようだ。だが、ヴァルナの気配は、一瞬さらに大きくなる。

 俺は気配を察知して移動するが遅れる。ヴァルナは魔弾を俺のスノウビューティーの左腕にゼロ距離で打ち込む。

 スノウビューティーの左腕が砕ける。俺は魔弾を作り出しヴァルナに撃ち込む。彼は落ちてゆく、俺はこの間に収束砲の準備を始める。彼は海に落ちる寸前で踏みとどまる。

 俺はヴァルナが撤退することを願う。すでに仲間の中位の神族はフェンリルによって全滅しているのだ。それに彼は明らかに消耗している。

 ヴァルナは意地を見せるように気配を大きくする。俺はヴァルナから距離を取る。彼はゼロ距離からの魔弾を撃ち込んでくると俺は考えている。

 俺は収束砲の射線に彼を引き込むつもりでいる。彼が動く、俺は即、移動して、魔弾を撃ち込む。

 ヴァルナは俺がいたところに現れ、撃ち込んだ魔弾を魔弾で相殺する。

 再び彼は動く、俺は即、移動する。ヴァルナは俺のいたところに現れる。そこは彼の死地である。

 頭上から収束砲の光の柱が降り注ぐ。

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