第271話 スノウビューティー出撃
出撃した俺は、スノウビューティーの盾から魔力弾を射出して、その魔力をコントロール下に置く。その魔力をスノウビューティー全体に上掛けして、魔力を纏う。
これで俺は上位の神族並みの力を使える。ティグラトとドニィーシャは俺の気配に気づく。ヴァルナも突然大きな気配が現れたのだ当然気づいているはずである。
ティグラトとドニィーシャと対峙していたヴァルナは、2人を無視して俺に向かってくる。俺は、被害が少なくなるように海に誘い出す。
この隙にティグラトとドニィーシャは帰艦する。
ヴァルナは、いら立って言う。
「ようやく出てきたと思えば、逃げるのか。」
俺は無視して海に向かう。
彼は魔弾を放つ。俺は避けようとするが追ってくる。魔弾はヴァルナにコントロールされているようだ。
俺はビームバルカン砲で魔弾を撃つ。魔弾ははじける。
海に出たところで俺は太陽を背にして、魔力を乗せたライフルのエネルギー弾を撃つ。魔力の乗せたエネルギー弾はSPA砲並みの威力がある。
ヴァルナは避けるがエネルギー弾は俺がコントロールしている。彼は、魔弾を撃ち、エネルギー弾にぶつける。
大きな爆発が起きる。彼は爆発に巻き込まれるが無傷である。シールドを張って耐えたのだろう。
俺はさらにライフルのエネルギー弾を3発撃つ。全て魔力を乗せ、コントロールしている。ヴァルナも魔弾を3発撃ち、エネルギー弾にぶつけてくる。
巨大な爆発が起き衝撃波が襲ってくる。俺はシールドで防ぐ。ヴァルナも当然無傷である。
しかし、東京湾は大波がたち沿岸部を襲い、衝撃波は街を襲う。スクルド、スコーネ、グローサは防御スクリーンで衝撃波に耐えている。
俺は戦いを長引かせるのはまずいと思うが、相手は上位の神族である簡単に決着は着かないだろう。