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第254話 アレクシス艦長の思い

 ダンケルクは、無事、機能試験を終え、機動要塞に物資を運ぶ役割をしている。

 機動要塞は、200メートルのバレルを持つSPA砲を6門備えている。さらに50門の可動式ビームバルカン砲を装備している。

 装甲はムーラーに備えて二重構造である。搭載するフレームシリーズは60機にもなる。完全にムーラーとの戦闘のために存在する要塞だ。

 アレクシス艦長は、建設されている要塞を見て思う。自分たちは、ムーラーとの戦いの最前線に行くのだと。

 ムーラーは4度目の襲来で20基の本拠地で来ている。このままだと次の襲来は40基の本拠地が来ることになる。

 それを10隻の宙域防衛艦と機動要塞で迎え撃つのだ。当然、応援は来るが、それまで持ちこたえなければならない。

 おそらく、持ちこたえることが出来なければムーラーは地球に到達するだろう。彼は自分に課せられた任務の重さを感じる。

 彼はユリアーナ・ヴェッセル副長に聞く。

 「ムーラーに勝てると思うか。」「我々が勝てなければ地球は滅びます。」

副長も同じことを考えているようだ。

 アレクシス艦長は、せめて万全の状態で戦えることを願う。

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