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第245話 移民希望者2万人

 トラーニの完成が間近に迫り、国土管理局トラーニ支局の発足も1か月もない。新しい都市は、100万人規模の大型都市である。

 すでに農産畜産業が始められ5000人が居住している。また、トラーニの都市機能も徐々に動き始めている。しかし都市として運用するためには人材が足りないのである。

 すでに人材不足は開発開始時から予想しており、国連に働きかけ、移民希望者を5000人づつ迎い入れていた。

 しかし、ゲートタウン、カンペール、カスパル、カルピ、ウーディネ、グリルも開発が進んでおり6つの都市で移民を吸収してしまった。

 そのため国連に移民希望者2万人の募集を依頼する。国連は人員の多さに疑問を持つ。

 「ムーラーが侵攻してきたのですか。」

フレイムランドでは、確かにムーラーが地球に到達したときのために開発を急いでいるのだ。

 「いいえ違います、新しい100万人の都市が完成したのです。」「分かりました、今回だけですか。」

 「いいえ、継続的にお願いします。」「2万人の継続的な移民希望者は難しいと思います。」

 「分かりました、希望者が増えるように考えます。」「よろしくお願いします。」

 2万人の移民希望者はハードルが高そうだ。浮島の移民受け入れ施設は20万人を受け入れられるようになってきている。

 フレイムランドでは、次のムーラーの襲来を阻止するのは難しいと考えられている。今のうちに多くの移民を受け入れる必要があるが、各国に不安を煽るような情報を流すことはできない。

 そこでフレイムランド内の情報を流し、希望者を増やすことにする。

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