第234話 ムーラー4度目の襲来19
俺は次の本拠地に向かう。その時、グローサが最大船速で前進を始める。マリア艦長は檄を飛ばす。
「陛下に後れを取るでない、前進して本拠地をたたくぞ。」
グローサは一番使い本拠地に狙いをつける。本拠地からはムーラーが出てグローサに向かうが、グローサのエレクが活躍する
「SPA砲発射用意」「バレルロック解除」「バレル内電子、加圧開始」「バレル内順調に加圧中」「圧力、目標値に到達」
「カウント5で発射する、カウント開始」「5、4、3、2、1,0」
「撃て」
グローサの艦首からエネルギーの本流が吐き出され本拠地を消し去る。
マリア艦長は次の獲物に狙いをつける。グローサの中ではバレルの冷却が急がれている。
俺は2基目の本拠地を魔力を乗せたライフルのエネルギー弾2発で消し去る。
グローサは次の獲物を決める。バレルはまだ使えない、それでも本拠地に向かっていく。
マリア艦長は熱核弾頭ミサイルを撃ち込む。本拠地のムーラーが巻き込まれ数を減らす。
それでもムーラーはグローサに向かってくる。エレクがムーラーを落としていく。
バレルの冷却ができるとマリア艦長はSPA砲の発射を指示する
「SPA砲発射用意」「バレルロック解除」「バレル内電子、加圧開始」「バレル内順調に加圧中」「圧力、目標値に到達」
「カウント5で発射する、カウント開始」「5、4、3、2、1,0」
「撃て」
グローサの艦首からエネルギーの本流が吐き出され本拠地を消し去る。
俺は3基目の本拠地に近づき、コントロール下に置いた魔力を収束させる。そして、収束砲で本拠地を消し去る。
マリア艦長は残りの1基に狙いをつけるが、これはスコーネがSPA砲で消し去る。後は残ったムーラーをエレクが掃討する。
これで20基の本拠地を撃破したことになる。