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第228話 ムーラー4度目の襲来13

 浮島に9基目のムーラーの本拠地を破壊したことと宙域防衛艦クーロンヌが脱落したことが報告される。この情報は各国にもホットラインで報告される。

 幹部会はクリストフ提督の艦隊を小惑星他の前まで進ませることを決める。さらに異世界側からオーバン・バレーヌ提督の艦隊を呼び、地球宙域の警戒に就かせることにする。

 月の防衛にはこれも異世界側からのボニート・スコッツォーリ提督の艦隊を呼び出す。異世界側の警戒はシモーネ・ウッチェッロ提督の艦隊が受け持つ。


 ハインド、トライアンフは小惑星他を出て索敵を始める。すぐにハインドのエレク・クロノ1がムーラーと接敵する、クロノ1は僚機と共にムーラーの群れに応戦する。ビームバルカン砲で掃射していく。

 応援のエレク6機が合流しムーラの群れを殲滅する。ソフィア艦長はムーラーが来た方向へ調査用のミサイル8発を発射する。

 6発のミサイルがムーラーにつぶされるが、2発がつぶされる前にムーラーの本拠地の姿を捉える。ハインドは8機のエレクを先行させ、本拠地に近づく。

 エレクは襲ってくるムーラーの群れを排除していく。そして距離6000で本拠地を確認する。ハインドから強化ユニットを装備したクリス4機が発進する。

 そして距離3000で熱核弾頭ミサイルを本拠地に撃ち込む。ムーラーの本拠地からはムーラーが出てくる。エレクとクリスがムーラーをひきつけ、それぞれ掃討していく。

 ソフィア艦長はSPA砲の発射準備を指示する。

 「SPA砲発射準備」「バレルロック解除」「バレル内圧力上昇」

 「距離5000で発射する」「バレル内圧力規定値に到達」「射線上からエレクとクリスの退避完了」「間もなく距離5000」

 「カウントダウン開始」「5、4、3、2、1、0」

 「撃て」

ハインドの艦首から2本のエネルギーの激流が放出される。ムーラーの本拠地は消滅する。

 これで10基目のムーラーの本拠地を壊滅させるが幹部会ではもっと多くの本拠地が襲来していると考えている。


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