第220話 ムーラー4度目の襲来5
ヴィットリオはレジナの近くで索敵していたが、レジナの接敵の報告を受けて、接敵地点へ向かっている。
前方を索敵しているエレク・シーム1がムーラーと接敵する。応援のエレクを発進させるが、エレクは僚機との2機でムーラーを掃討してしまう。
ドミニク艦長は、ムーラの来た方向へ調査用のミサイル4発を発射する。4発のミサイルはムーラーの本拠地を捉え、さらに奥に大きな影を捉える。
ドミニク艦長は2基の本拠地があると考え行動する。彼はエレク8機を先行させる。
そして、SPA砲の発射準備をさせる
「SPA砲発射準備」「バレルロック解除」「バレル内圧力上昇」
「距離5000で発射する」「了解」
エレクが本拠地に距離3000に近づくと本拠地からムーラーが出てくる。エレクは八方に散会してムーラーをひきつける、そしてビームバルカン砲で掃討していく。
「バレル内圧力規定値に到達」「射線上からエレクの退避完了」「間もなく距離5000」
「カウントダウン開始」「5、4、3、2、1、0」
「撃て」
ヴィットリオの艦首から2本のエネルギーの激流が放出される。ムーラーの本拠地は消滅する。
ドミニク艦長はバレルの冷却を急がせる。SPA砲は、バレルの冷却が必要で連射ができないのである。
次に強化ユニットを装備装備したクリス4機を発進させる。そしてエレクは帰艦する。
クリスは本拠地まで距離3000で熱核弾頭ミサイルを発射する。本拠地は穴が開き燃えている。
ドミニク艦長はSPA砲の発射準備をさせる
「SPA砲発射準備」「バレルロック解除」「バレル内圧力上昇」
「距離5000で発射する」「了解」
本拠地からは少数だがムーラーが出てくる。
クリスは散会してムーラーをひきつける、そしてムーラーを掃討していく
「バレル内圧力規定値に到達」「射線上からクリスの退避完了」「間もなく距離5000」
「カウントダウン開始」「5、4、3、2、1、0」
「撃て」
ヴィットリオの艦首から2本のエネルギーの激流が放出される。ムーラーの本拠地は消滅する。ドミニク艦長は、再び索敵行動に入る。
浮島には4基の本拠地を壊滅させた連絡が入る。ムーラー襲撃の情報はホットラインを通じて各国に送られる。