第219話 ムーラー4度目の襲来4
クリスが距離3000まで本拠地に近づくとムーラーが出てくる。クリスはムーラーをひきつけ、本拠地から離れる。
エルマー艦長は、SPA砲の発射準備を指示する
「SPA砲発射準備」「バレルロック解除」「バレル内圧力上昇」
「距離5000で発射する」「了解」「バレル内圧力規定値に到達」「射線上からクリスの退避完了」「間もなく距離5000」
「カウントダウン開始」「5、4、3、2、1、0」
「撃て」
ベネディットの艦首から2本のエネルギーの激流が放出される。ムーラーの本拠地は消滅する。
レジナはエレクを8機発進させ、広く索敵をしながら木星宙域を進む。
ブルーノ艦長はムーラーが広く展開していると考え、ホワイトアースの接敵地点に向かわずにいる。上方に展開しているエレク・パーチ4がムーラーに接敵する。
ほかのエレクが応援に向かうが、接敵したパーチ4はすでにムーラーに包囲されている。ブルーノ艦長はムーラーの多さに強化ユニットを装備装備したクリス4機を発進させる。
応援のエレクが到着したが、接敵したパーチ4はムーラーに捕まり動きが取れない状態である。7機のエレクがビームバルカン砲でムーラーを掃討して近づこうとするが数が多く逆にムーラに囲まれてしまう。
接敵したパーチ4はムーラーに破壊せれ始める。パイロットは自爆装置を作動させる。7機のエレクもムーラーの数に押されている。
そこへ強化ユニットを装備装備したクリス4機が熱核弾頭ミサイルを撃ち込む。ムーラーの群れに穴が開く、エレクはムーラーの包囲を出する。
ブルーノ艦長はムーラーの群れにSPA砲で穴を開け脱出する方法を選ぶ。彼は、SPA砲の発射準備を指示する
「SPA砲発射準備」「バレルロック解除」「バレル内圧力上昇」「バレル内圧力規定値に到達」「いつでも撃てます」
「エレクとクリスに帰艦指示」「了解」
「全機帰還しました。」
ムーラーの群れが前方から迫ってくる
「SPA砲、撃て」
艦首からエネルギーの激流が放出される。
前方のムーラーは消滅する
「最大船速、前進」「全砲門展開、撃て」
レジナはムーラーのトンネルを全速で抜けようとする。
前方のムーラーが穴をふさごうとするがレジナの方が早かった。レジナはムーラーのトンネルを向けると全力で逃げ出す。後ろにはムーラーの群れが追いかけてきている。