第218話 ムーラー4度目の襲来3
エルマー艦長は、エレクを呼び戻し、強化ユニットを装備装備したクリス4機を発進させる。クリスが距離3000まで本拠地に近づくと本拠地からムーラーが出てくる。
クリスはムーラーをひきつけ、本拠地から離れる。
エルマー艦長は、SPA砲の発射準備を指示する
「SPA砲発射準備」「バレルロック解除」「バレル内圧力上昇」
「距離5000で発射する」「了解」「バレル内圧力規定値に到達」「射線上からクリスの退避完了」「間もなく距離5000」
「カウントダウン開始」「5、4、3、2、1、0」
「撃て」
ベネディットの艦首から2本のエネルギーの激流が放出される。ムーラーの本拠地は消滅する。
エルマー艦長は、バレルの冷却を急がせる。さらに呼び戻したエレクを再び索敵に発進させる。
強化ユニットを装備装備したクリス4機を帰還させ補給する。エルマー艦長は、ムーラーの本拠地が10基以上来ている可能性を考えている。
そして左翼に展開していたエレク・バシュ7がムーラーに接敵する。ベネディットは、回頭して接敵宙域に向かう。
接敵したバシュ7はムーラーをビームバルカン砲で掃討していく。しかし、ムーラーの数が多く囲まれる。
そこへ応援のエレクが駆け付け、ムーラーの包囲を破る。ムーラーの群れは8機のエレクに掃討される。
ベネディットが到着するとエレクは補給のため帰艦する。代わりに強化ユニットを装備装備したクリス4機が発進する。
エルマー艦長は、ムーラーの来た方向へ調査用のミサイル4発を打ち出す。3発がムーラーによって破壊されるが、残る1発が巨大な影を捉える。
エルマー艦長は、ムーラーの本拠地と考え行動する。4機のクリスが先行してムーラーを撃ち落していく。
ベネディットは本拠地に向かって前進する。