表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/346

第21話 ドニィーシャ

 その後の夕食会は、俺にとって針のむしろだった。マサソイトは明らかに怒っていた。俺があおって怒らせたのだ。申し訳ない。

 俺は自分の部屋に戻り、疲れからベットに倒れこむ、これから何をすればいい。

 ドニィーシャが入って来る、俺は彼女に言う。

 「そろそろノックしてから入って来てくれないか。」「失礼しました、ご指示のままにします。」

俺が彼女を見るとネグリジェを着て片膝をついている。

 「その恰好は何?」「今夜の夜伽のためです。」

真に受けているのか、断るための方便だったのだが。

 「風邪ひくといけないからベットに入れ。」「はっ」

彼女はベットに入る。赤毛の抜群のプロポーションの美人なのだが、俺から見れば化け物だ。とりあえず話をすることにした。

 「フレイムランドって何、空中に浮いているみたいだけど君たちが作ったの?」「いいえ、魔族のロア博士が作ったものです。フレイムランドもロア博士が名付けています。300年前譲り受けて住んでいるのです。」

 「じゃあ位相空間はちゃんと操作できているの。」「はい、操作方法は引き継いでいます。」

 「壊れたら?」「直せません、魔術で動いているのですが術式も仕組みもわかりません。」

おい、おい、大丈夫かー

 「壊れたらどうするの。」「ロア博士に直してもらいます。」

 「でも、魔族と戦っているのだろ、ロア博士敵になるよね。」「ロア博士は、性格があれなのでどこの勢力にも属しません。」

 「要するに、自由人だと。」「そうです。」

 「ここの人々はどうしたの。」「戦争や勢力争いで行き場を失くした民族や人を向かい入れています。」

 「最近では、才能のある人物が行き場を失くした時に来てもらっています。」「お俺もそうなのか。」

 「はい、ゲリラとの戦闘時の指揮能力、魔力の高さで選びました。」「私たちは、率いる王を必要にしています。既にあなたはスクルドの処女航海で証明しています。」

それから、俺たちは少し話をしてから寝た、もちろん手は出していない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ