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第205話 ダバオ湾の戦い4

 52機のフレームシリーズの投入にドニィーシャは期待して言う。

 「シバと戦った時より戦力が大きいから今度も勝てるといいわね。」「クリスとホワイトフラウのパイロットは、日が浅いし実戦も初めてだからわからないよ。」

クリスとホワイトフラウのパイロットは急遽決まった者たちなので操縦になれていない。

 俺がそう考えて答えるとドニィーシャは言う。

 「パイロットとしてはそうだけれども、戦士としては何度も戦っているわ。」「戦士の時の経験が生かせればいいけど。」

サイーシャが口をはさむ。

 「エヌルタはどんな奴か情報がないのよ、逃げることも考えておくべきだわ。」「そうね、シバのように最初部下に戦わせて構えているとは限らないわ。」

サイーシャの慎重論にドニィーシャも賛同する。

 エヌルタが最初から攻撃に加われば、大きな力の前にフレームシリーズは蹴散らされてしまうだろう。

 フレームシリーズがエヌルタに通用しないことは想定内である。

 フレームシリーズの装備では中位の神族に対抗できるが、シバと戦った時、上位の神族には無力だと思い知らされている。

 あとは、俺とスノウビューティーにかかっている。

 スクルド、スコーネ、グローサに52機のフレームシリーズが搭載される、格納できない機体は甲板に置かれる。

 3隻の強行偵察艦は、浮島を出撃し、ステルススクリーンを展開して、フレイムランドの位相面を抜けてフィリピンへ向かう。

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