表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
195/346

第196話 国連の調査2

 フレイムランドは2人の国連の調査員テリー・シールズとチェルシー・ダルトンを迎える。対応はアピルが行い、カイル、ケイティ、ヴァンスの騎士がサポートに付く。

 輸送船でニューヨークへテリーとチェルシーを迎えに行く。輸送船の着陸場所には護衛の他、マスコミや見物人が詰めかけている。

 アピルたちが船を降りるとテリーとチェルシーが前に出て挨拶をする。そしてテリーがアピルに話しかける。

 「こちらの要望を飲んでいただきありがとうございます。」「移民の状況がわからないのでは不安であろう。」

輸送船はテリーとチェルシーを乗せてフレイムランドへ向かう。そして、船は位相面を抜ける。目の前には浮島が宙に浮かんでいる。2人は目を見張る。

 輸送船はドックに入り、アピルたちとテリーとチェルシーは船から降りる。6人は一番近くにあるエレベーターに乗り込む。

 このエレベーターはフレームシリーズの乗れる巨大なものである。チェルシーが声に出して言う。

 「なんて巨大なの。」「我らのロボットも乗れるようになっている。」

アピルは簡単に答える。

 エレベーターは上の町のある階層に止まって扉を開く。

 「わが町と王宮にようこそ。」

アピルは町を通り王宮へと案内する。テリーとチェルシーは町を物珍しそうに見ている。この町には車が1台もない。

 アピルは応接室に2人を案内し説明する

 「今日はここに止まっていただいて、明日から移民のいる町を案内しよう。」「彼らはこの街にいないのですか。」

 「そのとおり。」「しかし、この島以外に領土はないでしょう。」

テリーが不思議に思いアピルに聞く。

 「いいえ、我らは惑星を2つ持つ惑星国家だぞ。」「火星にでも移住しているのですか。」「いいえ、異世界にある、詳しくは明日わかるだろう。」

アピルは答える。

 彼女は、この後、2人を町とユグドラシルの中の町を案内する。2人はこの町にも車が走っていないことに気づく。

 チェルシーはアピルに聞く。

 「車が走っていないのですが、物の搬送はどうするのですか。」「地下に流通の階層がある、車は走っておらんぞ。」

その後、夕食で歓迎会が行われる。歓迎会では幹部たちも出席する。俺もテリーとチェルシーとあいさつする。

 彼らはアサドたち異形の者に驚く。そして、これらは神族や魔族と仕業であることを知る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ