第184話 シバの再来
シバを撃退後、静かだった東京に異変が起きる。上位の神族の気配があり、中位の神族が組織立った動きを始めたと東京の拠点から情報が入る。
東京の拠点は神族の動きの調査を始める。また、幹部会は上位の神族に対抗する用意を始める。幹部会は、俺が纏を使いこなせるようになったことで強気である。
浮島にスクルド、スコーネ、グローサが呼び戻される。3隻には17機のエレクが搭載されている。スクルドはスノウビューティーを搭載するため5機エレクが搭載されている。
そして近衛騎士団の15機のウルクがある。フレームシリーズは32機になり、これにオリジナルフレームのスノウビューティーが加わる。
東京の拠点の調査で神族はシバだと判明する。さらにシバの拠点も突き止められる。
俺は日本の総理に東京が再びシバとの戦場になることを伝える。総理大臣は抗議するが状況は変えられない。
日本政府は再び人々を東京から退避させ始める。
俺は浮島で会見を開く、記者から質問が出る。
「前回勝つことはできましたが、シバを打ち漏らしましたが今回はどうですか。」「今度こそ決着をつけるつもりです。」
「勝てますか。」「今度こそシバを消滅させます。」
「陛下は新しい力を手に入れたそうですがどういったものですか。」「戦いでお見せできると思います。」
ドニィーシャが会見を打ち切る。
「そろそろ時間ですので会見を打ち切ります。」
浮島の会見は世界中に発信される。
俺とドニィーシャがスクルドに乗り込むとスクルド、スコーネ、グローサが発艦する。
3隻にはスノウビューティーを含めた33機のフレームシリーズが乗っている。格納庫に入らない機体は甲板に乗せている。
俺たちは、東京の避難が完了次第、位相面を抜けて戦闘を開始することになっている。