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第178話 魔力の纏3

 俺は魔力の纏の訓練をランド2の演習所で3日に1日の割合で行っている。これは魔力の纏いのコントロールの向上と持続時間を知るためである。

 俺が毎日行わないのは、疲労をためないためと他にも行わなければならない訓練があるからだ。

 他の日には浮島の訓練所でサイーシャとこれまでと同じ魔術戦闘訓練を行っている。俺は大きな力を手に入れたが基本的な戦闘ではまだまだである。

 そして、ドニィーシャは俺にスノウビューティーに搭乗した状態での魔力の纏いを試すことを提案してきている。確かにスノウビューティーの攻撃力に大きな魔力を上乗せできれば大きな戦力になる。

 しかし、今はコントロールが難しいと思う。俺はスノウビューティーの整備を担当してもらっているウォルターさんに魔力弾を撃てるスノウビューティー用のライフルについて相談する。

 ウォルターさんは俺に聞く。

 「作れないこともないが弾はどうするんだ。」「俺が魔力弾を作る。」

 「そんなことしたら死ぬぞ。」「そんなに消費しますか。」

 「拳銃の玉だってあの破壊力だ。」「1発や2発ならともかく、無理だな。」

 「作り置きしていけばいいですよね。」「疲労で倒れるぞ。」

俺はスノウビューティーの魔力弾用のライフルを諦める。それでもウォルターさんが何か手を打ってくれるのではないかと期待する。

 彼は、スノウビューティーに関して人一倍手をかけてくれているのである。

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